千葉県の報告書(詳しくは1月19日の記事下部)は紙ひと切れではなく、分厚い冊子のようで、まだまだ続きがあります。
・炊き合わせ
海老芋揚煮 穴子 鳥味噌 ずわい蟹 牛蒡 木の芽 梅人参
この小鉢だけでも、旬のものたっぷり。
国王さまのこだわりは地産地消費。そういえば、穴子は東京湾が名産なのですね。
むつの魚を粘り気が出るまで包丁で細かく叩いた「なめろう」。
もともとは漁師が漁船の上で獲れたての魚を細かく叩き、料理を盛っていた皿をなめるほど美味しいという由来で「なめろう」になったそうです。
安房地方の郷土料理。
これも料理を運んだ女将さんの丁寧な解説。
以前、別のところで「なめろう」をいただいたことはあるのですが、やはりここのほうが格別に美味しい。
土佐酢ぜりーは四国の高知県。さきほどの「ずわい蟹」も北海道。
全国各地から取り寄せた食材ばかりですね。
これで「千葉県の報告書」といえるかどうかは微妙。
・止椀
なめ子 布海苔 万能葱
ごはんとセットで味噌汁も運ばれてきました。
「ひじき」はやはり房総半島の名物。
日本海の「ひじき」は細めだが、そちらは栄養分たっぷり、ちょっと太めになっていました。
最後のデザートです。ここまではおよそ2時間の食事タイム。
ゆっくり一品ずつ味わえたので、あっという間でした。
本当にごちそうさま~