11月15日は朝からよいお天気、ぐんぐんと気温が上がり、日中は汗ばむほどの暑さでした。
好天気に恵まれたのか、ブックリサイクルフェアでは朝から大行列。
狭い会場に一度押しかけるとパンクしてしまいそうなので、例年のとおり20分ごと30人と入れ替わり制。
もちろん、入場可能な時間を明記した整理券を並んでいる順番に配布ですが、整理券が途中で足りなくなるハプニング発生。急きょ追加発行し、配布。
新型インフルの懸念もあり、会場の窓を全開し、扇風機で換気。
リサイクルに回す本はほとんど20年くらい前の古本で蔵書除籍処理後2、3年経過したもの。
雑誌も定められた保存期限が過ぎてしまったものをリサイクルに回しています。
もちろん、私が手に入るのはイベント終了後の後片付け直前。
目星をつけたのは「小笠原」「伊豆諸島」の文字が躍っているダイビングの雑誌。
お客さんに持って行かれないのか、補充しながら時々チェックしたり・・・。結局最後まで残っていたので、無事にゲット!!
「死刑囚 永山則夫」の本は1968(昭和43)年に起きた、19歳の少年による連続射殺魔事件で結構有名。
文学者でもあり、獄中で小説を書き続け、新日本文学賞を受賞したほどなので、著者「永山則夫」を検索すると、わが図書館でも多く所蔵があります。
著者は1997(平成9)年8月1日、東京拘置所に於いて死刑執行されました。享年48。
偶然目にした「郵便屋」。
今日は手紙が来ないかなとポストを開ける楽しみがあるのは、郵便屋さんのおかげ。
でも、最近は携帯電話の普及により、お友達からのお便りは減少。
「郵便屋」の本でもきっと共感できるところがあるかもとゲット。
かなり古い話で迷宮入りになってしまった東京都府中市の三億円事件(昭和43年12月10日)。
現場に犯人の遺留品でもある偽白バイが放置、いくら捜査しても犯人に結びつく情報なし。
モンタージュの写真は、事件発生1年前に事故で亡くなられた人物の写真を遺族に無断で使われたもの。
「これが本当の顔」だと世間の人間の脳裏に刷り込まれてしまったのか、真犯人を逃してしまったかも知れない。
3億円の内訳は
聖徳太子の1万円札 27366枚
聖徳太子の5千円札 2161枚
伊藤博文の千円札 8781枚
岩倉具視の5百円札 2191枚
合わせると 2億9434万1500円。
¥294,341,500
偶然にも語呂合わせは 「ニクシミノナイゴートーウ」(憎しみない強盗)
つまり、「人を傷つけないで金を奪う強盗」。
ま・さ・か!? この本で初めて知りました。そんなこともあるのですかねぇ???
500円札は旧デザインのもので、ピン札。
銀行がXF227001AからXF229000Aと番号を控えたため、その番号が流通されたら出所を突き止めるつもりだったが、1度も出回ったことがない。
犯人はそこまで計算していたのは・・・。
こういう奇抜なジャンルの本好きです(笑)
毎年ながら「いくおーる」の本はもらって行かれたことはなく、すべて私がもらっています。
(「いくおーる」は聴力障害にかかわる総合情報誌)
本は捨てないで、他のフリーマーケットで無料配布、イベント等に回す予定ですが、雑誌は古紙リサイクルにするため、廃棄処分になってしまいます。
「いくおーる」を古紙にするなんてしのびないし・・・。
この雑誌に興味を抱く人があまりいないのはちょっぴり残念。