パソコンの日本語入力はローマ字とキーボードに刻印されている「かな」があり、どちらも選択することができます。
「かな」入力は4行のキーボード、しかも位置を全部覚えなければならず、ちょっと大変。
和文タイプライターで図書請求記号ラベルを作るのですが、「かな」入力なので、最初の頃は1文字1文字探すのに手間取ってしまいました。今はもう慣れてきました。
ローマ字入力はアルファベットの組み合わせで打ちますが、50音もある「かな」よりも半分なので、位置さえ覚えていればキーボードを見なくてもすらすらと打てます。
携帯電話はわずか12個のボタン、あ行から順番に配列されているので、文字を入力するだけで予測漢字候補一覧も出てくるので、苦労せず入力できます。
日本人は日本語キーボードや携帯電話でもスラスラと文章が打てるのは当たり前のように見えますが、外国人から見れば日本語は50音のひらがなとカタカナ、しかも漢字の組み合わせなので、世界で一番難しい言語だそうです。
携帯電話は12個のボタンだけなのに、日本語の文章を作れるなんて、アルファベット26文字だけの英語圏から見れば神業のように映るかも知れません。 最近、携帯電話の技術がすさまじく進歩したのか、ハングルでも対応できるようになりました。
日本製の携帯電話はハングル非対応かと思ったら、アプリケーションをダウンロードするだけでハングルの入力ができるようになるのは驚きです。
試してみたのは、???? (ハナメィル)のサイトを見て携帯電話にダウンロード。
韓国の携帯電話に刻印されているキー配列は下の2、3番目。 これはオリジナル方式。
左は子音、右は母音。
これは「かな」を見ながら入力する方法に似ています。
「かな」は1文字に1文字だが、こちらは左の子音と右の母音の組み合わせで1文字ができます。
試しに ?? ?? ??... (私は毎日キムチ…)を試しに打ってみましたが、?の次に?を打つつもりが、なかなか出てきません。何ででしょうかね?難しい。
? もどうやって出せるか不明。 これはLGタイプ。LGといえば、韓国でよく見かける電機メーカーのマークです。
キーには刻印されていない、隠された文字ばかりなので、難易度アップ。
韓国人は12個のボタンだけで操れるのはすごいな~。
日本でもおなじみの電機メーカーの「サムスン」方式。
これもまるでパズルみたいで全然わかりません・・・。
????
Eメールも登録すると、携帯電話に転送されます。
もちろん、ハングルも対応しています。
いつもの携帯メールにハングルが混じっていると、なんだか違和感がしました。
10年前の携帯電話(1999年頃)はディスプレイがまだモノクロで、今のようにカメラがついているのは考えられませんでした。
カラー液晶が出回るようになったのは、2000(平成12)年頃、携帯電話の背中に11万素のデジタルカメラ。その場で撮ってリアルタイムに送れるものなので、当時はとても斬新な機種でした。
あれから10年・・・デジタルカメラに劣らないほどの高性能500万素デジカメ付き、お互いに顔を見ながら手話で会話が可能なテレビ電話、パソコンのインターネットと同じように見られるブラウザ付き、世界各国のローミング対応により、どこに行っても使えるなどこれだけでも大きく進歩したなと思ったら、外国語も対応できるグローバル化になりつつあります。