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さらば坪尻駅・・・

2015-01-16 00:35:35 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)
 坪尻駅での滞在時間は12時30分から13時52分のわずか1時間32分。多度津行きの汽車で琴平へ戻ります。戻らなくても各駅停車で新改駅に行っても、高知到着時間が大幅に遅れてしまうので、特急で琴平から土佐山田までワープします。これは時刻表に詳しい友人の提案。天災により特急運休や、電車の遅れが生じても見事に代替案も出てくるので、時刻表検定試験に合格ってことですな?
 坪尻駅マニアの50代思しき夫婦も手話で話す私たちを見て、「特急がひっきりなく通過するので、気を付けて」とか身振りで構内放送があったことを伝えてくれたので、夫婦そろって写真を撮ってあげているうちお互い打ち解けるようになり・・・
 「どちらからですか?」と聞いてみました。
 「東京からです。今夜、高松からサンライズ瀬戸で東京に帰ります」
 「へえ、東京からですか!?私たちも、今朝、東京からのサンライズ瀬戸でここに来たばかりです。おふたりさんは鉄道がお好きなんですか?」
 「私は違います」と笑いながら旦那様に指差し。
 「なるほど・・・」
 「四国を回って、最終日はここを選びました」
 「私たちはこれから琴平に戻って特急で高知です」

 坪尻駅マニアが訪ねた足跡を残すノートのバックナンバーがここで蓄積されます。その下になぜか漫画本の鉄子なんとか・・・。

 自転車で坪尻駅に来たんですかっ!!めくちゃくちゃな山道のはずなんですが・・・。

 小幌駅と同じく、秘境を求めて次々と足跡を残される方が多いのに驚きましたっ!テレビ局の影響でひそかな秘境駅ブーム!?

 坪尻駅マニア向けの、新聞記事をラミネートフィルムで加工したものも掲示。2011(平成23)年10月22日朝刊に掲載。バックナンバーは全国の公立図書館に保存中(原本は3年または5年)、縮刷版もあるはずなので、気になる方はチェック!!
 朝日新聞の調査では1位 小幌駅 2位 坪尻駅 でした。3位は尾盛駅(静岡県大井川鉄道)、4位 田本駅(長野県飯田線)、5位も同じく小和田駅(長野県飯田線)。3位の尾盛駅は降りたことはないけど、それ以外は下車済み。

 高知行の汽車は通り過ぎて、スイッチバックだけど、多度津行きはそのまま入線して、お客さんを乗せたあとはスイッチバックして本線に交流します。

 運転士さんも、ここに来るときと同じでした。この先の阿波池田で折り返すのに同じ運転士さん。

 運転士さんは後ろの席に移動して、出発。しばらく進んだところで、再び運転士さんは前へ移動。
 坪尻駅のまわりは廃屋があるだけで何もない。利用者はゼロなので、わざわざ両方の運転台を往来しなくてもいいように廃駅にすればよいと思われますが・・・小幌駅と同じく存続する価値はあります。小幌駅は、噴火湾に面したところなので、レールに異常はないかチェックするため。坪尻は行き違いができる設備を備えてあり、天災などで特急が遅れた場合などにも上下線の交換に役に立ちそうなので、なかなかスイッチバックを撤去しない理由だと思います。(私の推測)全国からマニアが訪ねてくる駅なので、利用者はいるという意味合いもあります。

 高知商業前行きの片道切符で下車、もちろんそのままでは琴平まで逆戻りできません。坪尻から琴平まで別途往復乗車券が必要になります。坪尻から遠く離れた栃木県のJR東日本日光駅で「坪尻 → 琴平」の往復乗車券発券。 利用するJR会社線の駅で素直に購入すればいいのに他社の駅で購入するのは昔から相変わらず。その代り、琴平駅のみどりの窓口で他社発駅、着駅の乗車券購入。


コメント
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