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様似から広尾までのバスは1日2本。まだ明るいのに、広尾行きの最終バスが来ましたっ!!ということは、様似からここまで来たバスは始発。1日2本という極端に少ないところだというのに、様似からえりも岬、えりも岬から広尾といったように観光客にとっては都合のよいダイヤが組み込まれているようです。観光客よりも、地元の足を優先にして欲しい。
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広尾といえば・・・東京都港区にあり、地下鉄日比谷線の広尾駅もあります。伊豆諸島・小笠原で急患者が出た場合、ヘリコプターで都立広尾病院へ運ばれます。千葉県鴨川市の鴨川亀田病院も対応。港区の広尾は大都会だけど、北海道の広尾は、のんびりできそうなところでした。バス停では、4人のお客さん。うち1人は自転車を抱えていました。広尾まで漕いでいくのは面倒くさいからバスでキセルってことかいな?(自分の足で漕いで行くのではなく、バスに運んでもらう不正を意味します)運転手さんに「自転車を乗せても大丈夫ですか?」と確認すると、「はい」と頷き。もし、乗客もまばらだし、自転車でもオッケーかも知れません。バス会社により、手回り料金を徴収するところもあるみたいなので、確認してみるとよいでしょう。
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北海道らしく、のどかな風景ばかり続きます。
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まもなく広尾でーす!!えりも岬から国道336号線で北上。広尾まではJR北海道バス。広尾からは十勝バスに乗り換え。旧広尾線が走っていた区間はJR北海道バスになるはずなのに、なぜか地元の十勝バスに引継ぎ。様似から広尾まで國鐵がレールを敷設する計画があったため、JR北海道バスが引継ぎ。まだまだ道中は長いです。