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あおがしまお荷物運送事情 Q&A

2015-01-22 22:20:16 | 2014~2022青ヶ島
 ネットで調べても出てこなかったので、自分なりに情報を収集してみました。わかりやすくQ&A形式にしてみました。

Q1.伊豆諸島、小笠原宛で同じ都内運賃で送れる業者は?
A1.日本郵便、クロネコヤマトの2社です。2社以外の業者は離島中継手数料約2000円上乗せされます。

Q2.青ヶ島、小笠原でも個別配達してくれるの?
A2.日本郵便、クロネコヤマトは各家庭まで配達されます。日本郵便は社員、クロネコヤマトは島の方に業務委託しています。
母島の郵便物は農協の方に委託しています。2社以外の業者は、港止まりになります。青ヶ島の場合は、池之沢にある倉庫まで運ばれ、島民の方が直接自分で受け取る方法です。

Q3.青ヶ島からのゆうパックは超速達なのに、逆に内地から青ヶ島宛はいつも綱渡り状態。早く届くときもあるし、なかなか難儀するときもあります。なぜですか?
A3.お荷物はほとんど、空輸ではなく、船のたちばな丸で輸送されます。青ヶ島発のお荷物は、午後の船に乗せ、八丈島で一泊。翌朝の「橘丸」に搭載し、青ヶ島の翌日の、19時40分には竹芝桟橋に着いてしまいます。そこから各地に配送されますので、超速達に変わりありません。
逆に青ヶ島宛だと、橘丸が8時40分に入港して、あおがしま丸が9時50分に出航するスケジュールならば、直行扱いになります。接続する便が悪ければ、そのお荷物は取り残されてしまいます。次の船まで待つか、運が良ければヘリのどちらかになります。一部だけ、故意にそぎ落としていく行為はいっさいしておりません。

Q4.取り残されたすべてのものをヘリに搭載できる?
A4.ヘリの搭乗人員、荷物の大きさや重さなどの兼ねあいもあり、すべてとは言えません。郵便局の裁量により、優先度を選別します。公平を期すため、「私の送った荷物をヘリに乗せて欲しい」といった申し出は対応いたしかねません。乗せてもらえるかどうかは天にお任せください。重たいものや、サイズの大きな荷物は船便になります。クロネコヤマトさんは、ヘリとの協定を結んでいないため、原則として船便になります。

Q5.郵便の手紙やハガキなどの配送方法は?
Q5.片手で持ち運べるような軽い書状のものは郵袋に入れ、飛行機とヘリ、空輸されます。(沖縄から青ヶ島まで翌日配達の実績あり)

Q6.冷蔵便で送れる業者は?
Q6.日本郵便のみになります。冷蔵コンテナを船に搭載します。

Q7.冷凍便は送れますか?
Q7.日本郵便は冷蔵のみ、クロネコヤマトはクールの協定を結んでいないため、冷凍便では送れません。ただいま、島民の方が冷凍でも使えるようにしたいという要望も出ております。

Q8.1週間や2週間の欠航続きが続いた場合のゆうパックはどうなりますか?
A8.100-1701(青ヶ島)宛の荷物が山積みになったとき、郵便局の裁量により、臨時郵便ヘリを要請します。朝の定期便の前に郵便専用ヘリが飛ぶこともあります。これは頻繁にあることではなく、物流がストップし、やむを得ないと判断された場合などなので、年に2、3回はあります。
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東京~八丈は飛行機じゃなかった、橘丸(あおがしまのお荷物運送事情)

2015-01-22 09:03:40 | 2014~2022青ヶ島
【青ヶ島発の場合】

 発送日(1日目) 午後の船で八丈島の三根郵便局へ。(一晩保管)
 2日目      八丈 9:40 →  竹芝 19:40 新東京郵便局へ
 3日目      東北から関西まで広範囲配達 (超速達なので、飛行機で運ばれたと錯覚する)

【東京発の場合】 

 発送日(1日目) 関東近辺からだと、当日の日付が変わる深夜帯に新東京郵便局通過
 2日目      竹芝 22:30 → 八丈  8:50 青ヶ島宛はクレーンで隣の船に移動
 3日目      八丈  9:50 → 青ヶ島12:50  (通常便なら、翌々日可能)
          たちばな丸が八丈島に着いてすぐ、あおがしま丸が出る、貨物便は接続不能。同時発着は物理的に難しい。少しだけ待って、積み替えればいいのに~!!取り残されたものは三根郵便局で次の船まで保管。なまものの場合は、ヘリに持っていく可能性がありますが、すべてがそうとは言えません。
          
 去年の6月から12月のスケジュールは、通常便も貨物便同じ時刻なので、すべて3日目で配達ですが・・・今年1月から6月までの貨物便は、たちばな丸からの積み替えはできません。
 「たちばな丸」が欠航すると、「あおがしま丸」への接続するのも、スムーズにいかないので、大幅に遅れる可能性はあります。 

 結論から言いますと、青ヶ島からのお荷物は、超速達!時間の関係でスムーズですが、逆に内地から青ヶ島宛は、八丈島での乗り継ぎがうまく行かないときは難儀することもあります。

 今まで飛行機だと思って、確認してみたら、なんと!荷物はすべて「船便」と回答がありました・・・。
 ちなみに・・・東京から沖縄宛、北海道宛は航空便、荷物の中身により、陸路(北海道はJR貨物で青函トンネル潜る)船便(鹿児島まで陸路、鹿児島から沖縄は船)に切り替えますが、八丈島、青ヶ島宛はすべて船便ですっ!!
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【動画】小歩危渓谷

2015-01-22 00:48:47 | 2014坪尻・和歌山(たま駅長)

 前回の記事は大歩危駅に着いてしまいましたが、この動画は大歩危に着く前の小歩危付近の光風明媚な風景です。南風13号は、岡山駅を14時5分に出発して、14時25分、児島駅でJR西日本からJR四国の乗務員に交替。瀬戸大橋を疾走し、14時39分、四国に入って最初の駅、宇多津駅。土讃線に分岐する多度津駅停車。琴平・・・坪尻を通過して、阿波池田。高松運転所から高知運転所にバトンタッチ。高知16時39分。特急なのに、14分間停車。運転士、車掌さん交替して、16時53分発車。18時01分、窪川到着。ここから第三セクターの土佐くろしお鉄道中村線に直通。ここでも乗務員交代。JR四国から土佐くろしお鉄道にバトンタッチ。終点の宿毛駅には19時4分。岡山から327.2キロをおよそ5時間。四国新幹線があれば、300キロなんて1時間半だけど、瀬戸内海の真上を走行し、険しい山奥も走行し、車窓はさまざまなドラマが見られる路線だと思います。私が乗ったのは、琴平から土佐山田のわずかな区間ですが・・・。
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