去年（２０１４年）１１月末のサンライズ瀬戸号で坪尻、特急南風号で高知、牟岐線全線の旅、たま駅長とニタマ駅長に会いに和歌山電鉄全線。あれ以来からずっと遠出なし。
毎年３月末に人事異動が行われ、私はどうなるかその時点ではまだ不明なので、保留。４月からも同じ職場、ＧＷの休暇割り振りがあったのは４月を過ぎたあたり。真新しい香りが消えないうちに乗りに行きたいと思っていたところは３月１４日に開通したばかりの北陸新幹線。北陸方面は滅多に行かないところだし、両親もまだ行ったことのないところなので、久々の鉄道旅に北陸新幹線をセレクト。
計画が決まったら、旅館やレンタカー、ＪＲのチケットまですべてパソコンで手配。今の時代、かなり便利になりました。みどりの窓口に行かなくても当日予約したものを発券。みどりの窓口に行く必要があるのは、サンライズ出雲＆瀬戸号の寝台列車のみ。えきねっと（東日本）や５４８９（西日本）でサンライズの予約を試みてもダメでした。その理由としては、部屋のバリエーションがたくさんあって、インターネットから予約できるようなシステム構築は難しいっぽいです。
ボロ房線からそのまま東京駅に直通する京葉線のＥ２３３系で東京。
京葉線東京駅地下の指定席券売機で発券。旧型のＭＶ機なので、インクの濃い熱転写リボン方式で印字されたものなので、永年保存が効きます。
新幹線改札口付近の「みどりの窓口」は東日本と東海の窓口ならんでいますが、これから北陸新幹線だけど、あまのじゃくな性格なのでＪＲ東海の窓口へ。
クレジットカードご利用明細にサインするときに「五井→八尾」と印字されているのに気付く。ここは東海の窓口なので、係員が東海道新幹線を利用して大阪方面に行かれると勘違いしているのではと思い、「あのー、大阪の八尾じゃないですけど・・・」「はい、明細では八尾になっていますが、リクエストとおり越中八尾になっています」間違いなく発券されているのに確認し、サイン。
新幹線に慣れている私はホームに入線した直後は清掃係員がわずか数分の間に、車内のゴミを回収し、座席の方向転換、座席シートの交換、座席が濡れていないか専用器具でチェックする早業の作業。発車する数分前に乗車開始だということは知っているので、９号車付近のホームで待機。
母が乗ろうと思っていたのに、清掃開始のため目の前でドアが閉まった。「あっ、乗り遅れた！！」と心臓が止まりそうになったと。「は？私がここにいるんでしょ？乗り遅れたんじゃないですよ。清掃中は乗らないでくれ！と閉まっているだけですよ」
今日はすごーく眩しいほどのお天気！！
車内の香りは新車を買ったときの同じ「におい」。気持ちがいいです。「たちばな丸」「あおがしま丸」も「新しい匂い」が消えないうちに乗船！！来年も「おがさわら丸」の新しい匂いが消えないうちに乗りに行きますっ！！
日立製作所が製造する車両は、すべて山口県下松市で生産されます。かなり頑丈にできているらしく、家庭用の白物家電も１度購入すると永久的に使えます。日立はなかなか壊れないという定評もあります。
高崎までは都会的な風景が続きますが、高崎を過ぎたあたりから車窓は一気に新緑映える風景に。
安中榛名駅は新幹線の中で秘境駅ランキング上位。東北新幹線のいわて沼宮内駅も・・・。
気が付けば・・・長野。乗務員の交代はここで行われます。東日本から西日本へバトンタッチ。先行開通した、東京から長野間は東日本の運転士さん、新しく開通したばかりの長野からの先はＪＲ西日本の運転士さんになります。開通の前に何度も訓練を繰り返したのか、途中で運転士さんが変わっても、運転技量はまったく変わらずでした。
Ｗ７系、Ｅ７系、見た目や仕様は全く同じです。違うのは、車内の広告ポスター。発車メロディーも東と西、異なるそうです。
北海道新幹線開通後は、東京駅で西日本のＷ７系と北海道のＨ５系横並びの光景も見られるようになるかも知れません。
強いていえば、九州新幹線の８００系も東京駅まで直通し、その場で北海道新幹線のＨ５系に乗換られるのが理想的。九州新幹線の８００系は鹿児島中央から新大阪までになっている理由は、九州内の悪天候による運休が生じると、東海道新幹線に乗り入れるべき車両の調達ができなくなってしまう。九州と西日本、西日本と東海。それぞれお隣同士の２社に跨ったほうが万が一のことがあっても最小限に食い止められるため。
