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ここは雨晴駅全景。厳密に言うと、富山県高岡市内にあります。氷見線は富山湾の沿岸を走行する路線なので、キハ40や47の海側座席に座ると、光風明媚な風景が見られます。
山口県の山陰本線、宇賀本郷から長門二見の間も、日本海側のブルーライン。子どもの頃から毎日のように通学でそのような風景を見せつけられてはうんざりしてたほど。しかし、今となっては本当に懐かしいです。汽車に乗りながら眼下に青ヶ島の高台から見下ろせる風景と同じように青々しい風景。至福の一時じゃないですか。今から4年前の2011年3月、山口の故郷へ帰ったときの動画をアップします。海は夕方撮影したものなので、海の色がはっきりしていませんが、よく晴れた日だとすごく青々しく輝きます。もしかしたら、故郷つながりで青ヶ島が好きになってしまったかも知れない??
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踏切を渡るとすぐそこは海岸。
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んー??今日は快晴ではなく、雲がかかっています。
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ここからは立山連峰が見えるはずなんですが・・・
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なかなか見えないので、仕方がなく、カメラのズームアップ。辛うじて見えました。
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小さな島。
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見えにくかったので、これで我慢しました。
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立山連峰から昇る朝日もすごいらしい。
せっかくここまで来たのに、見えないじゃん!!とブーイングする方が多くなってきたため、雨晴駅も苦肉の策。苦肉の策というよりも「はかりごと」かな。
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今日のような絶景が見られない日もあるかも知れませんので、駅舎内の写真展で我慢してください、ってことですね。
この写真を見て、雨晴駅の満足度は100に達しました!!
そもそも、氷見線と城端線はどちらも行き止まりの盲腸路線なので、北陸新幹線開通に伴い、廃線にしようと
JR西日本は考えていたそうです。沿線住民がなんとか存続させようと運動を起こし、観光客誘致のため、氷見線にハットリ君をあしらった汽車を走らせようといった工夫もありました。
氷見市はどらえもんやハットリ君、おばけQ太郎、パーマンなど小学生向けの漫画家、藤子不二雄ユニットの安孫子さんの出生地です。
同じく、
JR西日本の境港(さかいみなと)線もゲゲゲの鬼太郎の漫画家、水木しげるさんの出生地なので、鬼太郎とその仲間たちをあしらった鬼太郎列車運行中。