雨晴駅で目的地を「和倉温泉駅」にカーナビ設定。最短距離で案内されたところは、くねくね曲がったところでかなり山を越えなければならない。
途中で氷見市の市街地。氷見線の終着駅、氷見駅に寄るべきだけど、今回はクルマなのでスルー。みどりの窓口があるが、JR東日本で予約したえきねっとの受け取りは不可。和倉温泉駅なら、えきねっとの受け取りは可能だ。
氷見駅に近い市街地では、ほとんどがシャッター通りになっていました。氷見市の活性化も見られなくなってしまいました。地方都市の駅前はどこでもそうなんでしょうか。クルマ社会になり、郊外に大型ショッピングモールが相次いで出来ているので、そこに住んでいる方がいっせいにそっちに行ってしまう。駅前の商店街は売り上げが減ってしまい、閉店に追いやられてしまったのではと思います。千葉県の木更津駅前もそう。三井アウトレットパーク木更津やイオンモール木更津、アクアラインの800円効果がすさまじく、出口の金田地区開発で新しい店舗の開店が相次ぐようになりました。古くからあった駅前の商店街に人が集まらなくなり、寂れてしまう一方。
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ここは今夜の宿の近く、和倉温泉駅。JR西日本の七尾線。ここからはえっと何という鉄道でしたっけ・・・穴水までは「のと鉄道」になります。もともとNHKの朝の連続ドラマ「まれ」のロケ地、輪島までつながっていたのに人口減少に伴い廃線。
和島温泉までは周辺の温泉宿も多く、利用者も見込めるので、ここまでは鉄路存続。和倉から輪島方面はJRとしての経営は撤退し、第三セクターに。
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和倉温泉駅は、みどりの券売機がなく、窓口で対面。予約した時に使ったカードを差し出すだけでワンタッチ発券のはず、前の人がつっかえていて、なかなか私の番にならない。15分くらい経過。しびれを切らし、何をしているんだっ!?と真後ろで様子を見たら、なんと!!駅員さんに時刻表を調べさせているんじゃないですかっ!発券乗務に手間取るなら、まあ、目をつぶすが、時刻表くらいは駅備え付けのものがあるから、自分で調べろーっ!!!と足でバタバタさせ、無言で退かす作動。後ろで怒っているのに気付いたのか、撤退。駅員さんも後ろでお待ちのお客様もいらっしゃいますので・・・と言えばよかったのでは。
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JR西日本標準の駅名表。都道府県名、市町村名は付かないが、七尾線だけは小さく( )で石川県七尾市 と表示。駅名票に市町村名が入っているJRは東海と四国の2社のみ。平成の大合併で市町村名変更が相次ぎ、東海と四国は新しい表示に付け替える作業が大変だったのでは・・・。