9月13日月曜日。本日の「あおがしま丸」は条件付き出航となりました。台風14号のうねりが来ているようです。もし、海上状況が悪ければ八丈島に引き返すこともあるそうですが、きっと大丈夫でしょう。
中国ウイルスの緊急事態宣言が12日までのはずだったんですけど、30日まで延長されました。
8月31日の新潟県南魚沼市は夏らしく、外の気温は30度くらい。夏らしいと言えたのはこの日まで。次の日の9月1日からぐーんと気温が下がり、急変。
まるでお父さん犬のセリフ「変わり過ぎたろう」。
浦佐駅に向かう途中の民家。きれいなお花が飾られていました。
あそこにも飲食店がありました。こちらは中華系のようです。
新幹線が停まる駅だというのに、時刻表の路線図に載っている「浦佐」に「みどり色」の丸が付いていないので、「みどりの窓口」の無い駅なんです。
ここに来れば、新潟まで近郊区間。105.0キロ、運賃は1980円。
JR西日本でかなり置き換えが進んでいる「話せる券売機」。ネーミングからにすると聞こえない人はかなり不便を強いられるので、こういう機械が増えては困ると最初は困惑していたんですけど、筆談でも対応可能。今回みたいに、くるりと一周するような乗車券で経由欄が長くなる乗車券でもカメラの下にメモを置けば、向こうのオペレーターさんがカメラを通してマルス端末に経路通りに入力。オペレーターさんから返事はオペレーターさんの横に文字でメッセージが出るので、決済し発券するまで実質筆談対応。
視覚障がい者の方は音声でリクエストが可能です。例えば、「東京都区内から東京都区内までの乗車券をお願いします」「はい、かしこまりました。どのような経由になりますか」「はい、東京から浦佐までは新幹線です」「はい」「浦佐から小出までは、上越線」「はい」「小出から会津若松までは只見線」「はい」「会津若松から郡山までは磐越西線」「はい」「郡山から安積永盛(あさかながもり)までは東北」「はい」「安積永盛から水戸まで水郡線」「はい」「水戸から常磐線で三河島まで。これで完結します」券売機に点字のテプラが貼られているので、点字の表示に従い、カードまたは現金決済から発券までスムーズ。
もしも、外国語でお話されてもAIが日本語に通訳して、オペレータさんに伝わる。オペレーターさんの音声をAIが外国語に通訳して合成音声で案内。対応可能な言語は英語、韓国語、中国語。
10年前の「もしもしかえる君」は音声日本語のみの「モノリンガル」なので、不評で終わりました。今のようなバイリンガル対応機種は歓迎します。
原券を回収するポストのようなものがあるので、カメラでちゃんとポストに吸い込まれたか確認もできるので、乗車変更したいとか、払い戻したい乗車券をポストに入れて払戻しも対応可能。
オペレーターさんと対応するおばちゃまの様子を見て納得。
カメラのところに裏面の真っ黒な磁気面を置いたところ、「すいませーん、きっぷを表にしてください」と音声で流れ、おばちゃまが表面にして置いたところ、オペレーターさんが券面を確認。ポストにお入れくださいと指示があったらしく、おばちゃまがポストにきっぷを投函。すると、新たな券が機械から出てくる仕組み。「ご利用ありがとうございました」とぷっつり切れる。
20年くらい前では考えられないような対応の仕方なんですけど、今の時代、かなりITの技術が進んでいます。対面の温もりや安心感が失われつつのは寂しいかな。
JR西日本では下関駅、長門市駅や益田駅、浜田駅、出雲市駅などではこういう機械が置かれ、対面の「みどりの窓口」を無くす動きがあるんですけど、首都圏で今のところ、海浜幕張駅、磯子駅、豊田駅の3駅のみ設置しているので、首都圏の方々にとってはあまり馴染みがないかも知れません。