9月29日水曜日。気象庁の台風進路予想図を見ると、10月1日は暴風域が房総半島をギリギリかすめる形で通過する見通しです。さて、あおがしま丸は台風の接近により、東京待機中です。10月4日(月)まで欠航が決まっています。おそらく次に船が来るのは10月5日(火曜日)になりそうです。
田子倉湖。もしかしたら、このあたりに田子倉駅の跡が見られるかも!?と左側の座席に移し・・・
今でも残っている遺構を通過。窓ガラスが反射しており、少しわかりづらいですが、写真の右側にホームのベンチが見えます。
1971(昭和46)年、只見線が全線開通した年でもあります。この付近でも需要ありとして田子倉駅として開業しましたが、紅葉シーズンに観光客が利用する程度で年間を通して利用者がいない理由により、2001(平成13)年に臨時駅に格下げ。2011(平成23)年の新潟福島集中豪雨により、休止の形で営業は続けていましたが、2013(平成25)年に廃駅。
しばらく秘境っぽい風景が続き・・・
新潟県の大白川を出ておよそ30分後、やっと開けてきました。福島県只見町に入りました。普通列車なのに20キロをノンストップとは北海道の石勝線とほぼ同じくらいです。
新夕張ー占冠(しむかっぷ)34.3キロ
占冠ートマム 21.3キロ
トマムー 新得 33.8キロ
この区間は普通列車が1本もないので、特急のみ。新夕張を出て途中の駅は占冠、トマム、新得まで89.4キロ。運賃は1890円ですが、自由席に限って特急券は無料。青春18きっぷでも特例により乗れます。飯田線の90キロは辰野から田本まで途中の駅は47もあります。北海道のわずか2駅と長野県の47。同じ距離なのに、石勝線は1時間、飯田線はおよそ3時間かかる。
只見線の20キロを30分かけて走るのは険しい山岳区間なので、キハ110もそれほどスピードは出ていないからでしょう。速度を計算してみたら、60キロでした。