86歳の時だったが家の階段を上るとき、段と段の間に足が入り、中ほどから転落、左足腓骨を骨折した。サポーター的なギブス固定をし、1ヶ月で骨は安定したが歩けない!聞くと筋肉が退化したのだそうだ。おまけに腰まで重い。老いたら心臓の次に大事なのは足だというが本当だった。丁度86歳のその年にアメリカの免許証更新があり、行ったついでに歩行用の靴とズボンを買ってきた。それ以降、雨の日を除いて毎朝40分、習慣化して歩いている。現在米寿、足が重い日、軽い日とあるが、気楽に歩く。チンタラ歩きではなく姿勢に注意し、なるべく大股で速歩を心掛ける。多分10歳下の78歳より速く歩けると自負している。 運動の基本は歩くことだ。杖を必要としない老後を予期したい。動物のように歩くのが宿命と思って頑張るが良い。「地球の引力何のその!」と、腰、膝、腰椎、肩、が柔軟に動くよう体操することも重要だろう。というわけで市のシニア体操にも毎週参加しているが、筆者には単純すぎて張り合いがない。またエアロビクス・グループを探そうかな。(自悠人)
夕方と朝とを間違えた! 88歳6ヶ月にして初めて夕方と朝を間違えた。どんより天候の日、早朝から植木刈の仕事をして昼食が遅れ、その後昼寝をして寝起きを朝と間違ったようだ。「とぼけたネ!」と言われたが、確かにそうかも。のんべんだらり生活の所為だと反省。起床したら今日の計画を唱えてみることだ。 思いを文章で運ぶにはPCは便利だね! だが頭脳の方の回転がのろくなった! 今はパソコン(PC)で思いを文章にしてE-Mailで友人に簡単に送れる。郵便局等、第三者がかかわらなくてよい。漢字転換もPC では候補が出てきて楽だが、PC が使えない人は昔通り手紙やハガキで自ら書いて送るしかない。文字には教養も見え隠れするから神経を使うでしょうネ!漢字を書くには辞書が要るし、間違いの書き直しにも時間がかかるでしょう。PCは使ったら止められない便利なもの、高齢者は文字を拾って打つのに時間がかかるが、これは慣れるだけだ。だが、PCは調子のよい時ばかりはない。一旦トラブれば素人は簡単に元に戻せないからいつでも助けてもらえるHelperさんが必要だ。また、勝手にわけのわからないメールがやってくるから注意も必要。 最近、思うように頭脳が回転しないのか自分の文章が駄文ばかりで気に入らない。全知全能が働かないゆるんだ頭脳になったようで心配だがこのゆるんだ頭脳はどこへ行く???。(自悠人)
保険会社員が「がっくり」して退散した。内臓系、足腰、頭脳に大きな障害のない私たち夫婦、合計170歳、を見て。認知症保険に入るのを期待して来たみたいだった。近年の社会の現実から、「どちらかが介護のお世話になっている率が高い年齢だ」と言い、こんな元気夫婦は珍しいふうだった。そういえば、昼間歩いているシニアは3本足が多いようだ。我々は元気であるのが当たり前ぐらいに思い、介護する側、される側、など、わがこととして考えたことがなかったが、場合によってはやもめ生活もあり得るのだから、本当に幸せだ、有難い、と感謝せねばならないだろう。認知症にならないよう我々なりの努力…心身頭脳の鍛錬と栄養考慮…はしているつもりだ。生きていることの意義を真剣に考えねばならないが、いつも言い、実践もしているように、「若者に手を貸す」ことでしょうネ。(自悠人)
写真:South Dakota州のMount Rushmore National Memorialで撮って来た写真を見ながら自悠人が描いた絵。大統領の名前は、セオドール・ルーズベルト、トーマス・ジェファソン、ジョージ・ワシントン、エイブラハム・リンカーン、です。
米寿の私も年には勝てなくなったようだ。頭脳の老齢化か、思わぬところで転んだ。踏切内だ!その瞬間警報機が鳴りだした!!!!! 慌てて踏切内を抜けた。怪我はないか?上手に転んだものだな、と思って膝を見たら左膝の横に真っ赤な血が丸く滲んで擦り傷!大きくつまずいた記憶もないのだが、平衡感覚が老化したのだろう。転ぶ順序を想像してみると、手は順につき両膝も落としていって背中を丸め、仰向けになり、両足をあげて起き上がったのだろう。「年寄りは転ぶから気を付けて!」とよく言われることだが、脳内には転ぶ予感が無く、従って注意力が欠けていた。中枢神経の機能低下が原因か。要はいつ何が起こるかわからないということだ。早朝の早歩きもそれなりの精神的緊張が必要だ。「老いたら転ぶのは常識」と、常に心して歩かねば!!!!!(自悠人)