あけぼの

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ゴミ拾いの元旦とお賽銭狂騒曲

2012-01-13 12:30:01 | アート・文化

2012年の新年は滅茶苦茶早く過ぎた。夫、自悠人は元旦には5時起きして午前中高尾山のゴミ拾いをした。何か役に立つことで1年のスタートをしたいと考えて。所属など無し。ゴミを挟む器具はアメリカで買い求めたもので腰を曲げなくても済む。今年は機会を沢山作り、この器具を利用すると決意した。

妻、彩の渦輪は谷保の天神さま参りと午後からの客の準備。慌ててお賽銭を忘れて行き、「次回お届けします」との言い訳付きで参拝した。3が日はお客が絶えずよいお正月だった。4日にお賽銭を届けたくて谷保天神に行ったら元旦よりも長い列で「また来ます!」と果たせず、5日に再再度行こうとしたら「3度目の正直だから3万円でも奮発したら?」と夫。「オットット、あんたはん、本気でっか?」お賽銭箱の前まで来た。天神様はきっと音響がお好きだろうと勝手に決め結局は「ジャラジャラジャラ……」。コロンコロンではありません。5日、友人の奥方のお悔みに。暮の27日に亡くなり、遺体は内臓手術をなさって1月8日の葬儀まで2週間近くお部屋で「ご夫“妻”水入らず」でお過ごしになるのだ。7日には夫の絵の会の新年会を我が家で。総勢18人。その夜高速バスに飛び乗り8日は鳥取県の花回廊での結婚式。人前結婚式とやらだがとても良かった。9日は郷里の90歳と80歳の恩師に挨拶、10日寝台特急サンライズ出雲号で東京へ。米子発倉敷、岡山経由だ。石見は大雪、三次、備中あたりも雪に埋もれていた。新見9:20、倉敷22:12、岡山2229。雪景色の上で冴えわたる蒼い満月と共に列車は粛々と進む。美しすぎて眠ることなど不可能ゆえ、米子駅で買い求めた吾左衛門寿司を食べながらお月さんと水入らずで一夜過ごした。(彩の渦輪&自悠人)