レンボガン島でディスカッション
Jukung と呼ばれる釣り船が美しいレンボガン島のサンセット
バリ島とベニダ島の間にある極小のレンボガン島はバリ島よりもリラックスできる永遠の楽園。浜辺は白砂で海はヴィヴィッドな水色、キューバの海に負けない透明さで、浜辺で足を浸すには絶好の場所だった。と、その時、見覚えのある人がサーフィンを担いで通った。なんという奇遇、以前サイパンで会いそれ以来文通している同窓のKさんだった。彼女のサーフィン休憩時、語りあった。レンボガン島賛美のあと彼女から思いがけず固い話題が飛び出した。「9条の解釈改憲による集団的自衛権の行使容認への危惧」だった。そこで筆者が最近のParty で演じてもらったスキットと同様の会話となったのは偶然か必然か。ここではParty 時のスキットを紹介しよう。Mさんが夢の中で土井たか子さんと会話する:
Mさん「同志社で土井先生に憲法学を教わりましたけど今憲法が壊れそうですね。」 たか子さん「ええ、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定の日、憲法は壊れました!」Mさん「日本はどうなるでしょう?」たか子さん「戦後の日本に平和を齎したのが9条です。行使容認は駄目。ダメなものはダメ!身体が動けば行動したけど悔しい!」と、たか子さんはベッドの上でとても悲しそうな目をしたという。
筆者「大抵の人は『自分が何をしようと社会が変わるわけはない』と思っています。発言しなきゃね!」Mさん「自分は力を持っていないと思うのは間違いなのね!」筆者「1人1人が意見を出さないと社会は変えられないのよね!」Mさん「これから勇気を出して意見表明しましょう!」。
超平和な島で超生真面目に「意見表明の重要性」について語り合った我々2人の会話をたか子さんは彼岸でウン、ウン、と頷いてくれているだろうか。(彩の渦輪)