あけぼの

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1000本の蝋燭が美しく揺れていたサンジェルマン・デプレ 

2014-12-20 10:31:55 | 旅行記、多文化教育、国際

ルーブル前で入館を待つ人々 バスの中

 サンジェルマンデプレの聖歌隊と1000本のローソク 

ルーブルの外の行列は多文化共生の模範 夫が覚えていたが、ルーブルは第一日曜日が入場無料。周知の事実らしくルーブル前は大変な行列だった。早朝9時に着いたが入場まで1時間並んだ。我々の前にはNYから来た夫婦、後ろは韓国からの女性。前後左右の行列に白、黒、茶色、アラブや欧米、アジア系とありとあらゆるお顔が並び、写真を撮り合ったり荷物の見張りしあったり、笑顔で会話を楽しみ、大人しく入場の順を待っている。この光景こそ多文化共生の姿だと感動。外の行列と裏腹にさすが内部は広く、モナリザの微笑もミロのヴィーナスも翼を広げた女神像にも再会出来、懐かしさ一入だった。

1000本の蝋燭が美しく揺れていたサンジェルマン・デプレ 午後雨宿りしたバス停でペティータという名の中年女性と出会い、お喋りするうち創立1000年の古い教会、サンジェルマン・デプレへ一緒にバスで行くことにした。「1000年記念のイヴェントは今日まで」と聞いて。ここでも1時間待った。少人数ずつしか中に入れないからだ。内部は真っ暗にし、1000年の歴史を劇で見せていたが、1000本の蝋燭が美しく揺れていた。(彩の渦輪)