あけぼの

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後輩、米子東高校生のアメリカ短期留学報告とその感想

2019-11-26 15:11:49 | 講演・アート・音楽・スピーチ

 筆者は母校の高校生のアメリカ短期留学をささやかながら支援しており、今年も留学が終わって感想文を送って頂いた。5人の留学生の皆さま、素晴らしいご報告有難う!2年生のりささんは、アメリカで、授業中の生徒の態度が日本のように受動態ではないことに気づき、ボストンが高齢者や肢体不自由者に優しい街と感じ、日本の文化についてもっと知識を広げたいと思い、自分の思いが伝わった時自信がついた、と書いている。緊張して小さくなる自分の反省点を踏まえ、「海外の多様な人々との距離を縮めたい」、「相手の意見を尊重する心が良い関係を築く一歩だ」、等、非常に重要なことや人生の課題に気づき、留学から多くを学び取った理沙さんは、さすがリーダーだ。「学び」と「気付き」についての英文も素晴らしかった。残りの4人は1年生。さきさんは、「下手でもちゃんと通じるんだ、と自信を持つことが出来た…この研修で、自分の意見を言うこと、間違えることに消極的にならないことを学んだ」と言う。ホント、生きる上で自信は非常に重要だ。筆者は米子東高時代には全く意見が言えなかった。やっと30歳で自己変革し、意見表明が出来るようになった。Diversityも体験したというさきさん、マザーとのおやつ作りは大変良い体験だった、と。ちはるさんも、「国連職員になりたい」という素晴らしい夢・希望を持ち、その動機は、「途上国の国づくりに関わりたい」、と。感動した。その夢実現のための行動プランが具体的に述べてあり、「自分で考え行動する人間になりたい」と。そして、「我が挑戦人生の第一歩がボストン留学だった」と、パワフルだ。「自分は諦め体質だった」と、まず反省から始め、アメリカについてすぐの「気づき」と「観察」が大変具体的で、同感しながら読ませて頂いた。最後に、「この体験を通して変り得た。自分が主体的になった。諦めない人間になった!」と。また、「将来世界の貧富の差を縮めるため自分1人からでも始めよう!強い意思と勇気を持って世界を変えて行く人間になろうと思う!」と。物凄く大きな達成感を感じられたようで嬉しい限りだ。れいかさんは、留学の目的を具体的に3つ書き、将来のプランは、「海外と日本の架け橋になりたい」のだと。そのためにこの留学で「自身に積極性を育てたかった!」。この研修の後、「恥ずかしがらずに話せるようになった!」、と、目的を達成されたようだ。「将来英語を使う職業につきたい!」、とか、「英語の授業を英語で受けたのが新鮮で、色んな国の人と話せて大変嬉しかった」と、この留学体験を具体的に評価・感謝し、「この貴重な体験はこれから生きていく上で役に立つ素晴らしいものだった!」とお礼を述べて頂いた。みわさんも、「将来の夢は外交官!」と、しっかり定まり、その「夢を引き寄せるためにこの留学を活かしたい」、「どんな相手も恐れずに会話が出来るよう可能性を拡大したい」、「多民族国家で様々な価値観を持つ人々と世界平和や地球温暖化について議論してみたいが、自己中心の考えではなく相手の立場から物事を考えることが大切だ」と。尤もだ。皆さんとも、和文は勿論のこと、英文もパワフルで素晴らしく、高校生のこの学年として大変レベルが高いと感動しつつ読ませていただいた。れいかさんが書いているように、皆さん貴重な体験を得て無事に帰国されホントに良かった!嬉しいご報告有難う !!!(彩の渦輪)