水前寺清子の歌の歌詞に、「人のやれないことをやれ」とあるが、筆者も精一杯生きてきた米寿88歳だ。この歳で車のちょっとした事故をやった。車はハイブリッド・カーだ。昨今社会的に問題になっているブレーキとアクセルの踏み間違いのようだ。自分ではブレーキを踏んだ意識しかない。実際にはアクセルを踏んだのか、止めることが出来ず直進した。不幸中の幸か、駐車場の車止めコンクリートの間をすり抜け5m先の、直径12㎝位の松の木の幹にぶつかって止まった。対人事故は無く自身も問題なし。車はボンネットが開かない等、前部の破損だけだった。が、この事件も高齢によるものかと、これを機会に車の免許証を返納することにした。27歳から61年間という長期間免許証を維持し、アメリカに住んだ58歳から78歳の20年間にも当然運転したが、……長過ぎた?実践例を思いだせるだけちょっと記してみると:
- 一生、生命保険はかけなかった。
- 24歳で大学入学、27歳で卒業。
- 32歳で10.25坪の家を建築し、その後増改築を繰り返した。
- 還暦2年前からアメリカに20年間住み異文化・多文化を体験、絵画クラブのCincinnati Art Clubに所属し、世界バックパックの旅を繰り返した。訪れた国120か国。日本から出かけた国や場所も含めて。
- アメリカで運転中、下りの砂利道でブレーキが利かず、車がスピンして前後が反対になって止まった。
- アメリカに居住中、冬季ブラジル旅行、その間、自宅2階の水道管破裂、2年分の水量を噴出、家は水浸しになっていた。連絡を受け、旅を中断して帰った。
- アコンカグア(Aconcagua) のベースキャンプ、Plaza de Mulas (4300 m)でワイフが倒れ、登山は中断した。
- アメリカでMulticultural Music, Art and Luncheonという多文化共生Partyを年2回開き(客44人)、帰国後日本でも同趣旨のO地球村塾Partyを年2回開催してきた。
- 市立Museumで個展を開いた。(自悠人)
- 写真 1.ワイフがぶっ倒れたAconcaguaのPlaza de Mulas 2.旅中心の油絵個展
- 3.ナイアガラの滝(アルゼンチン側) 4.ネイティブ・アメリカンが崇拝するレインボー・ブリッジ。レイクパウエルにある。 5.カラファテの氷河爆発