「儂等も、お前さんのところが、再生出来る様に、出来るだけ応援をしてきたがもう駄目だ。
これ以上は待てません。12月末まで待つから、其れなりきに会社を整理して貰えないか。
年が明ければ、一斉に取り立てに入るからな。」
云う事は、「これ以上待てない。年が明けるとすぐに公売を開始し、売掛金も販売店じきじきに差押える。」と云う事でしょう。
今迄十年以上、何とか乗り越えてきた国税の未納も今度こそはケリがつきそうです。
平成13年に9人の地主から借りている借地の上の工場建物を、延滞税とも1億2000で差押えられて居ます。
直ぐに公売になると恐れて居りますが考えてみれば先順位の抵当権が組まれて居ります。
この差押後、3回、抵当権の実行競売が有り増したが、全部不調です。
9人の地主から借りている工場建物。2階は消防違反で立ち入り禁止になって居りますし、
地代も半年は遅れて居ます。
今後も、先順位のサービサーと保証協会が競売を掛けても簡単に落札は無いでしょう。
しかし本格的に国税が何回も訪問してきたのは此処6-7年の間です。
二人連れで、訪問時間が3時間も掛かる場所に何回来たでしょうか。
其のたびに帳簿を全部調べ、口述をとり、決まって最後になにやら宣誓みたいに態度を変えて、
あるお金は全て自主納税させられました。其の差押も5万と有った事は有りません。
こちらは隠す事無く全部、正直に言って居ます。だから国税も持て余したらしいです。
確かに無い、払えないと云うことが歴然として居ます。
そんな国税が次に取った手は売掛金の差押です。
彼は直接業者に販売すると差押えられると云うので販社を造り其処に100%売り上げて居ます。
販社が回収した手形は其の日のうちに仕入れ業者に回しで支払われます、
ですから手許には何時調べられてもお金も手形も無いわけです。
国税は売掛金、を狙って販社に対する売掛金を100%差押えたのです。
これでは一貫の終わりでしょう。
相談に行った弁護士や民商など、もう救いは無いと断言し、同情してくれました。
しかし彼は生き残ったのです。
次の日に漸くかき集めた現金を20万懐に入れて国税を訪問しました。
担当者の前で土下座をしながら、「あのお金は、今から100年かかって回収するお金です。
それを毎月20万づつ払いますから差押を解いてください。」と20万を差し出し頼んだのです。
国税が直接販売店から回収するには、第3債務者の更に第3債務者です。
手数もかかり集金も大変です。結局は承知しました。
差押は解かず、其の20万の回収で良いと云う事に成ったのです。
今迄払って居なかった税金を20万づつ払い、且つ、新たな発生はそれに追加です。
僅かとは云え、消費税だけはどうしても発生します。
しかしそれを3年くらい続けた時にあのリーマンショックが起ったのです。
毎月の20万は払えなくなりました。当初は国税からも毎月電話が有ったのですが、
其のうちに電話も来なくなり、彼の支払いも疎かになって来ました。
そんな時、又突如二人で見えたのです。
2万をやられました。
これで1ヶ月は無いと思って居たら、又直ぐに有ったのです。
この時は「仕入先に送るばっかりになって居た70万の回収手形をやられたのです。
この支払いをしなければ仕入れはストップし、会社は成り立ちません。
無理に無理重ねて、業者得の支払いは済ませましたが、其の2ヵ月後、ついに支払い手形が落とせなくなりました。
10月末です。
しかし彼は商売を続けるつもりです。仕入先を口説いて材料さえ出れば続きます。
しかし、此処で国税は引導を渡したのです。
いつも2人で来るのが3人で来ました。
「お前がどこかに引っ越して、此処を全く関係の無い人がやるならば、当庁も其処まで追及しない。
しかしお前がまだ工場の片隅を住居としてお前の知人がやるならば、当庁は其処を第2次納税義務者に
せざるを得ない。」
しかし、後をする人なんて居ません。
唯従業員は、遅配の給料が8ヶ月以上有るから我々の手でやりたいと言い出しました。
年明けに国税が又3人で見えたとき、彼がまだ居住している事を詰り、従業員がやることを言下に否定した
のです。
しかし、彼の熱意に押されてか計画書を見て、国税も検討するとまで話が変わりました。
そんな計画書なんて造れる彼では有りません。
今度はどんな対応をするのでしょうか。
「従業員に1度は譲っても、又、わしは直ぐに返り咲くからな。」
彼の胸の内です。
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これ以上は待てません。12月末まで待つから、其れなりきに会社を整理して貰えないか。
年が明ければ、一斉に取り立てに入るからな。」
云う事は、「これ以上待てない。年が明けるとすぐに公売を開始し、売掛金も販売店じきじきに差押える。」と云う事でしょう。
今迄十年以上、何とか乗り越えてきた国税の未納も今度こそはケリがつきそうです。
平成13年に9人の地主から借りている借地の上の工場建物を、延滞税とも1億2000で差押えられて居ます。
直ぐに公売になると恐れて居りますが考えてみれば先順位の抵当権が組まれて居ります。
この差押後、3回、抵当権の実行競売が有り増したが、全部不調です。
9人の地主から借りている工場建物。2階は消防違反で立ち入り禁止になって居りますし、
地代も半年は遅れて居ます。
今後も、先順位のサービサーと保証協会が競売を掛けても簡単に落札は無いでしょう。
しかし本格的に国税が何回も訪問してきたのは此処6-7年の間です。
二人連れで、訪問時間が3時間も掛かる場所に何回来たでしょうか。
其のたびに帳簿を全部調べ、口述をとり、決まって最後になにやら宣誓みたいに態度を変えて、
あるお金は全て自主納税させられました。其の差押も5万と有った事は有りません。
こちらは隠す事無く全部、正直に言って居ます。だから国税も持て余したらしいです。
確かに無い、払えないと云うことが歴然として居ます。
そんな国税が次に取った手は売掛金の差押です。
彼は直接業者に販売すると差押えられると云うので販社を造り其処に100%売り上げて居ます。
販社が回収した手形は其の日のうちに仕入れ業者に回しで支払われます、
ですから手許には何時調べられてもお金も手形も無いわけです。
国税は売掛金、を狙って販社に対する売掛金を100%差押えたのです。
これでは一貫の終わりでしょう。
相談に行った弁護士や民商など、もう救いは無いと断言し、同情してくれました。
しかし彼は生き残ったのです。
次の日に漸くかき集めた現金を20万懐に入れて国税を訪問しました。
担当者の前で土下座をしながら、「あのお金は、今から100年かかって回収するお金です。
それを毎月20万づつ払いますから差押を解いてください。」と20万を差し出し頼んだのです。
国税が直接販売店から回収するには、第3債務者の更に第3債務者です。
手数もかかり集金も大変です。結局は承知しました。
差押は解かず、其の20万の回収で良いと云う事に成ったのです。
今迄払って居なかった税金を20万づつ払い、且つ、新たな発生はそれに追加です。
僅かとは云え、消費税だけはどうしても発生します。
しかしそれを3年くらい続けた時にあのリーマンショックが起ったのです。
毎月の20万は払えなくなりました。当初は国税からも毎月電話が有ったのですが、
其のうちに電話も来なくなり、彼の支払いも疎かになって来ました。
そんな時、又突如二人で見えたのです。
2万をやられました。
これで1ヶ月は無いと思って居たら、又直ぐに有ったのです。
この時は「仕入先に送るばっかりになって居た70万の回収手形をやられたのです。
この支払いをしなければ仕入れはストップし、会社は成り立ちません。
無理に無理重ねて、業者得の支払いは済ませましたが、其の2ヵ月後、ついに支払い手形が落とせなくなりました。
10月末です。
しかし彼は商売を続けるつもりです。仕入先を口説いて材料さえ出れば続きます。
しかし、此処で国税は引導を渡したのです。
いつも2人で来るのが3人で来ました。
「お前がどこかに引っ越して、此処を全く関係の無い人がやるならば、当庁も其処まで追及しない。
しかしお前がまだ工場の片隅を住居としてお前の知人がやるならば、当庁は其処を第2次納税義務者に
せざるを得ない。」
しかし、後をする人なんて居ません。
唯従業員は、遅配の給料が8ヶ月以上有るから我々の手でやりたいと言い出しました。
年明けに国税が又3人で見えたとき、彼がまだ居住している事を詰り、従業員がやることを言下に否定した
のです。
しかし、彼の熱意に押されてか計画書を見て、国税も検討するとまで話が変わりました。
そんな計画書なんて造れる彼では有りません。
今度はどんな対応をするのでしょうか。
「従業員に1度は譲っても、又、わしは直ぐに返り咲くからな。」
彼の胸の内です。
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