「普通の中小企業で無担保無保証の借入など出来ませんよ。
100%大手企業の完全子会社か、または国金の 新規事業開始資金で極く稀に有りましたが、
それ以外は、社長の保証だけは必ず取ります。貴方の勘違いでは有りませんか。」
「不審に思うのはごもっともですが。」
彼は何故、3000万のプロパーと代位弁済に成った4000万が無担保無保証に成ったかを説明はじめました。
「実は私の会社は以前有名外国会社の日本支社だったのです。
日本に支社を造る時、銀行から融資を受けようとしました。約2億です。
その時に保証の問題が出て一時暗礁に乗り上げましたが、当事の銀行のニューヨーク駐在店長が此の会社は間違いない、
それに此方では、借入に社長が保証することなど全然無い。と云うことの助言で、無担保無保 証が出来上がったのです。
業績がよく月に300万以上返済しても平気でした。
しかし、此の会社は更に大きな会社に吸収されました。その時に日本支社は要らないと言う事で切り離され、
私がその後をやることになったのです。借入残は1億を切っていましたが返済がよいためか、保証の事は何にも云いませんでした。」
しかしその頃から急速に業績が悪化。慌てて違う銀行から保証協会付で5000万、今度は社長の個人保証が有ります。
借りてやりましたが追いつかず、昨年はついに企業の拠点を中国に移し日本は工場も閉鎖。
事務所も 今流行の連絡代行事務所だけで、何にもなくなりました。
無保証分はもう返済できず、保証協会も昨年9月には代位弁済になって居ます。
一方保証した方は、何とか月86万の返済を続けて居りますが、もう限界です。
今までは増大な在庫の処分で何とか成りましたが、今ではもう在庫も陳腐化して、
処分も出来ず、これも返済をストップするしか有りません。
おぼろげながら事情は解かってきました。
無担保無保証の経緯もわかりました。こんな事も発生するのですね。
「幾ら無担保無保証であっても私は返済しなければならないと思います。
今本当の拠点は中国に有りますが、絶えず私の電話番号と居場所ははっきり云って居ます。
だから日本に帰ってくるときは何とか彼らも会いたいのです。
丁度保証協会から明日会うように云われて居ります。」
どうも無担保無保証だから「儲かった。」とか「助かった。」と云う気分でもなさそうです。
保証協会の用件は恐らく、保証の無い方は返済が全然無いのに、ある方は満額返済している。
バランスが取れないからうまく是正をしようと云うようなことだと思います。
唯今の状態では此方も返済が出来ませんね。
だから保証をしてある方も今月から返済は中止します。
そうなれば尚拠点は海外に移り、仕事も残務整理から他の仕事に移っていくでしょうが、
そうなればなるほどどうすれば良いかわからなくなります。
その1面、何にも無いから、保証などあっても無くても同じだとも考えて居る様です。
唯保証をあれほど嫌がって、いざ、無保証の助けを借りて返済が出来ないことを云う時に、返済で悩むなんて変な話です。
以前これとそっくりの事にぶっつかった事が有ります。
国金から新規事業資金として無担保無保証で500万を借りた人が居ました。
大企業に居た人ですが、簡単に企業は成功しません。
500万返済が出来なくなりました。
国金は(公庫になって居ましたが)彼に改めて保証を御願いしたのです。
勿論断りました。
それでも2-3回国金は見えて居ます。
断りながら彼は本当に悩んでいました。
返済はしなければならない。でも保証をするのは嫌だ。
恐らく500万くらい退職金で、持って居たでしょう。
悩みながらとうとう返済はしませんでした。
この時の彼と今の彼に共通したものを感じます。
此の件で保証協会との話し合いなどの結果は次の機会に回します。
保証をしようがしまいが自分のやったことについては責任を感じるのでしょう。
だから返す気の無い借金まで悩むのですね。
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100%大手企業の完全子会社か、または国金の 新規事業開始資金で極く稀に有りましたが、
それ以外は、社長の保証だけは必ず取ります。貴方の勘違いでは有りませんか。」
「不審に思うのはごもっともですが。」
彼は何故、3000万のプロパーと代位弁済に成った4000万が無担保無保証に成ったかを説明はじめました。
「実は私の会社は以前有名外国会社の日本支社だったのです。
日本に支社を造る時、銀行から融資を受けようとしました。約2億です。
その時に保証の問題が出て一時暗礁に乗り上げましたが、当事の銀行のニューヨーク駐在店長が此の会社は間違いない、
それに此方では、借入に社長が保証することなど全然無い。と云うことの助言で、無担保無保 証が出来上がったのです。
業績がよく月に300万以上返済しても平気でした。
しかし、此の会社は更に大きな会社に吸収されました。その時に日本支社は要らないと言う事で切り離され、
私がその後をやることになったのです。借入残は1億を切っていましたが返済がよいためか、保証の事は何にも云いませんでした。」
しかしその頃から急速に業績が悪化。慌てて違う銀行から保証協会付で5000万、今度は社長の個人保証が有ります。
借りてやりましたが追いつかず、昨年はついに企業の拠点を中国に移し日本は工場も閉鎖。
事務所も 今流行の連絡代行事務所だけで、何にもなくなりました。
無保証分はもう返済できず、保証協会も昨年9月には代位弁済になって居ます。
一方保証した方は、何とか月86万の返済を続けて居りますが、もう限界です。
今までは増大な在庫の処分で何とか成りましたが、今ではもう在庫も陳腐化して、
処分も出来ず、これも返済をストップするしか有りません。
おぼろげながら事情は解かってきました。
無担保無保証の経緯もわかりました。こんな事も発生するのですね。
「幾ら無担保無保証であっても私は返済しなければならないと思います。
今本当の拠点は中国に有りますが、絶えず私の電話番号と居場所ははっきり云って居ます。
だから日本に帰ってくるときは何とか彼らも会いたいのです。
丁度保証協会から明日会うように云われて居ります。」
どうも無担保無保証だから「儲かった。」とか「助かった。」と云う気分でもなさそうです。
保証協会の用件は恐らく、保証の無い方は返済が全然無いのに、ある方は満額返済している。
バランスが取れないからうまく是正をしようと云うようなことだと思います。
唯今の状態では此方も返済が出来ませんね。
だから保証をしてある方も今月から返済は中止します。
そうなれば尚拠点は海外に移り、仕事も残務整理から他の仕事に移っていくでしょうが、
そうなればなるほどどうすれば良いかわからなくなります。
その1面、何にも無いから、保証などあっても無くても同じだとも考えて居る様です。
唯保証をあれほど嫌がって、いざ、無保証の助けを借りて返済が出来ないことを云う時に、返済で悩むなんて変な話です。
以前これとそっくりの事にぶっつかった事が有ります。
国金から新規事業資金として無担保無保証で500万を借りた人が居ました。
大企業に居た人ですが、簡単に企業は成功しません。
500万返済が出来なくなりました。
国金は(公庫になって居ましたが)彼に改めて保証を御願いしたのです。
勿論断りました。
それでも2-3回国金は見えて居ます。
断りながら彼は本当に悩んでいました。
返済はしなければならない。でも保証をするのは嫌だ。
恐らく500万くらい退職金で、持って居たでしょう。
悩みながらとうとう返済はしませんでした。
この時の彼と今の彼に共通したものを感じます。
此の件で保証協会との話し合いなどの結果は次の機会に回します。
保証をしようがしまいが自分のやったことについては責任を感じるのでしょう。
だから返す気の無い借金まで悩むのですね。
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