かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

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保証人が解除されたと信じる人。

2015-09-12 | 事例
「保証協会の保証人だったが、もう時効になっている。同じ事務所だけど弁護士が3人とも
 同意見だから間違いない。それに保証協会も時効を認めています。」
その認めて居る証拠は、今回2回目になる5年毎の残高承認の呼び出しが、元社長の弟には来て、彼には来ないと云う。

どうして保証人が時効になったか、理由はこうだ。
先ず振込み用紙に注意して、必ず自分で郵便局の用紙を使っている。債務者名は一切出てこない。
当初4年は、これで振り込んだが、前回の弟の残高確認後は一切払って無い。
それと、前回の残高確認は自分は署名していない。
以上の理由から自分は保証人としては時効が来ている。何か云われれば直ぐに援用をする。
というのです。

10年も20年も何も無かった保証人が、債務者に事故が起これば請求を受けます。
其れと同じ理由でまだ保証人です。
と云っても本人は納得しない。
呼び出しのあった弟を心配している。

弟は母より生前贈与を受けた土地に新築したばかっりだ。名義はすべて自分名義だ。
今回これを担保要求されるのが何より怖い。

正確に云うと、保証協会の債務は遅延損害金も入れると弟の不動産だけではとても
足りない。相続があると彼にも大分入る。
彼は堂々と相続をするつもりでいるが保証協会が狙えば、必ず差押えが生じるだろう。

その時が本当に怖い。