「何? 公庫と云ってもかっての国金でしょう?
国金はこの法に最も協力的だったのです。面談しなくて、電話と申請書送付でOKになった例を何件も知って居ますよ。」
その国金が、今回再度の延長を申し込んだら、簡単にOKはしない様子です。
「どうしても元金の返済を考えてくれと云う事です。」
破産を覚悟して企業が、運よく此の法律を知って駆け込んだのが2年前です。
無条件に即認めて貰いました。
「信金はお義理みたいな面接が有りました。其処に比べるとさすがに公庫さんですな。
来なくてもよい、書類を送るから其れを折り返し返送してくれれば良いですって。」
破産しようかと一人で悩んだのが嘘のようです。
其れと少し前に借りた振興銀行が彼を助けました。
ネット広告で風呂場の改築だけを取り上げ、それが当ったのです。
昨年は金利だけでなく、元金も少し返すようにしました。
今年は苦しいけれど、それに少し上乗せして、更に1年の延期を御願いしました。
「駄目だと云うのです。幾ら計画書を見せて説明しても解かってくれないです。
私だって本当に無理して返して居ます。後2年経てば振興銀行が終りますから、其れを全部返済に回すと云っても了承は貰えません。」
此の様に「売上が増えたから、返済を増やせ」と云うのはまだ納得もしますが、逆の例も有ります。
売上が殆ど無くなったのです。それでも金利だけでは駄目だと云われて、困り果て、他の銀行にこぼした
人が居ます。
「メイン銀行の当行が、もう1年延長しようとするのに公庫さんもひどい。
どうしても公庫さんを上げるならば当行もその比率で、あげて頂きます。」
此の度の公庫のやり方は、理屈や実情に合わせてでは無く、返済を増やして貰わないと駄目だという方針が
先ず、通って居るみたいです。
之がプロパー貸付の返済になると、此の程度では済みません。レベルが違います。
此の法律はどこかに消えたみたいです。
メガ銀の一つすら、改めて担保や保証人を要求して居ます。関係なき叔母を保証人にしろと云うのです。
法の精神などどうなっているのでしょうか。保証人に対する金融庁の指導にも反して居ります。
ある信金は社長夫妻の人件費が高すぎる。之を下げればプロパー残など2年で返せる。
保証協会の返済は、今迄とおりでよいというのです。
もう直ぐ此の会社は潰れそうだから其れまで取れるだけ取ろうという意図が見え見えです。
保証協会がまだこうした態度に出たと云う事は聞いて居りません。
しかし、プロパーと公庫に関しては金融円滑化法はもう終ったみたいです。
勿論、相手の云う事を素直に聴いては居ません。第一出来ないのが真実です。
「必用書類だけは提出し、自分の希望ははっきり伝えましょう。そしてその額は必ず払って下さい。
話がついて居ないといって払わないのが一番いけないことです。
1-2ヶ月で恐らく承諾はもらえます。
其れまで、その銀行に入金は暫く止めて置きましょう。」
こうアドバイスをして居ます。
金融円滑化法。確かに其れなりきの効果は有ったでしょう。
周囲からも倒産や廃業が減ったと思います。
あの時は、其れまで出来ないと信じてリスケもしなかった中小企業が、
元金は一時棚上げで良いと聞いていっせいに銀行に駆け込みました。
どの銀行も殆どフリーパスです。
助かった企業は随分多いと思います。
しかし1年の法期限は瞬く間に来て、やむを得ず1年延期。その頃はやるべき処は殆どやっていました。
それでも、悪くなる景気に、返済が出来るまでの力は戻りませんでした。
やむなく1年の延期です。
しかし景気は輪を掛けて悪くなる一方です。みんなの見通しを狂わせました。
よくなるどころかそれでも悪くなくなる企業の続出です。
倒産予備軍
返済延期と云うてを打っても、こうとしか思われない企業が増えました。
銀行も、我が身を考えないといけません。之に備えて形振り構わなくなって来たのです。
今ですらこんな対応です。
正式に法が切れると又以前に戻ります。リスケの出来るところと出来ないところが生じます。
それは以前より厳しい態度で臨むでしょう。
銀行も御身が可愛いのです。
倒産や廃業は増えます。
その時に備えておかなければならないですが、今はそんな余裕も無いときです。
それでも、何とか備えないとなりません。
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その国金が、今回再度の延長を申し込んだら、簡単にOKはしない様子です。
「どうしても元金の返済を考えてくれと云う事です。」
破産を覚悟して企業が、運よく此の法律を知って駆け込んだのが2年前です。
無条件に即認めて貰いました。
「信金はお義理みたいな面接が有りました。其処に比べるとさすがに公庫さんですな。
来なくてもよい、書類を送るから其れを折り返し返送してくれれば良いですって。」
破産しようかと一人で悩んだのが嘘のようです。
其れと少し前に借りた振興銀行が彼を助けました。
ネット広告で風呂場の改築だけを取り上げ、それが当ったのです。
昨年は金利だけでなく、元金も少し返すようにしました。
今年は苦しいけれど、それに少し上乗せして、更に1年の延期を御願いしました。
「駄目だと云うのです。幾ら計画書を見せて説明しても解かってくれないです。
私だって本当に無理して返して居ます。後2年経てば振興銀行が終りますから、其れを全部返済に回すと云っても了承は貰えません。」
此の様に「売上が増えたから、返済を増やせ」と云うのはまだ納得もしますが、逆の例も有ります。
売上が殆ど無くなったのです。それでも金利だけでは駄目だと云われて、困り果て、他の銀行にこぼした
人が居ます。
「メイン銀行の当行が、もう1年延長しようとするのに公庫さんもひどい。
どうしても公庫さんを上げるならば当行もその比率で、あげて頂きます。」
此の度の公庫のやり方は、理屈や実情に合わせてでは無く、返済を増やして貰わないと駄目だという方針が
先ず、通って居るみたいです。
之がプロパー貸付の返済になると、此の程度では済みません。レベルが違います。
此の法律はどこかに消えたみたいです。
メガ銀の一つすら、改めて担保や保証人を要求して居ます。関係なき叔母を保証人にしろと云うのです。
法の精神などどうなっているのでしょうか。保証人に対する金融庁の指導にも反して居ります。
ある信金は社長夫妻の人件費が高すぎる。之を下げればプロパー残など2年で返せる。
保証協会の返済は、今迄とおりでよいというのです。
もう直ぐ此の会社は潰れそうだから其れまで取れるだけ取ろうという意図が見え見えです。
保証協会がまだこうした態度に出たと云う事は聞いて居りません。
しかし、プロパーと公庫に関しては金融円滑化法はもう終ったみたいです。
勿論、相手の云う事を素直に聴いては居ません。第一出来ないのが真実です。
「必用書類だけは提出し、自分の希望ははっきり伝えましょう。そしてその額は必ず払って下さい。
話がついて居ないといって払わないのが一番いけないことです。
1-2ヶ月で恐らく承諾はもらえます。
其れまで、その銀行に入金は暫く止めて置きましょう。」
こうアドバイスをして居ます。
金融円滑化法。確かに其れなりきの効果は有ったでしょう。
周囲からも倒産や廃業が減ったと思います。
あの時は、其れまで出来ないと信じてリスケもしなかった中小企業が、
元金は一時棚上げで良いと聞いていっせいに銀行に駆け込みました。
どの銀行も殆どフリーパスです。
助かった企業は随分多いと思います。
しかし1年の法期限は瞬く間に来て、やむを得ず1年延期。その頃はやるべき処は殆どやっていました。
それでも、悪くなる景気に、返済が出来るまでの力は戻りませんでした。
やむなく1年の延期です。
しかし景気は輪を掛けて悪くなる一方です。みんなの見通しを狂わせました。
よくなるどころかそれでも悪くなくなる企業の続出です。
倒産予備軍
返済延期と云うてを打っても、こうとしか思われない企業が増えました。
銀行も、我が身を考えないといけません。之に備えて形振り構わなくなって来たのです。
今ですらこんな対応です。
正式に法が切れると又以前に戻ります。リスケの出来るところと出来ないところが生じます。
それは以前より厳しい態度で臨むでしょう。
銀行も御身が可愛いのです。
倒産や廃業は増えます。
その時に備えておかなければならないですが、今はそんな余裕も無いときです。
それでも、何とか備えないとなりません。
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