NETを見る限り、倒産件数は、実績と殆ど変らないらしい。
でも其の予備軍と会って話を聞けば、逼迫の度合いは過去に経験をした事がないほど
厳しさを感じる。ただし彼らの整理再生の相談は激減していると思う。受ける業者の
ネット数も著しく減っている。無料相談が増えてもこうだ。何故か?
TV で購買力が上がったと言って居る。
しかし相談希望の会社を訪れてた時、どの会社も
本当にお金が無いと実感する。会社も社長も持って居ない。
購買力の問題ではない。生活に影響している。
5万はおろか、3万も自由に成らない零細企業。
これから秋になって冬になって、春は来るのかな。
今の特別な条件を延長できるでしょうか?」
「出来ますよ。12月に金融相の談話もありましたよ。急に無理な返済を要求する事は慎むよ うに銀行にも通達を出した筈です。
お宅は確か保証協会付きの信金と政策公庫でしたね。それで切り替えは何時?」
「来月末です。」
6月の会話でした。
7月になって結果を聞きました。
「信金さんは一言でOKでした。前回より難しい資料が必要かと思ったのですが、特に其れも
有りませんでした。」
「公庫は?}
「此処は仕方無い、リスケ前の条件で支払います。」
びっくりしました。
「何故。係りの人がNOと云ったの?}
「いえ、私がどうしても切り出せないのです。」
彼の奥さんは国金時代から公庫に勤めています。
部署が違うから良く解からないけれど、円滑化法は夫も騒いでおり、若干関心が有ります。
大勢の人が来店しますが此のことに絡んだ人が多い見たいです。
けれど、国金は非常に強く、延長を断っているみたい。
「貴方、そんな無理なこと言っても駄目よ。借りたお金は返すのが当たり前だから。」
何回も庫にも交渉を考えましたが、妻の言葉を聞くと、国金に対して、どうしても言葉が
出なくなりました、
「リスケを続けなければ、どうなるか解からないが」返済は続けますと言うのです。
「駄目元と考えて、ただ頼むだけだ。駄目だったら別の事を考えればよい。」と云っても 一旦そうなると簡単ではなさそうです。
この時は、私の眼の目でアポを取らせ、建物の前まで一緒に行きました。
どんな様に喋ったか解かりませんが、出てきた顔は爽やかでした。
難しくはなかった筈です。
何でもない一言の切り出しが会社を良くもさせ、又ピンチヲ招くのです。
銀行や公租公課に、返済緩和を依頼する時、最初の一言がスムーズの出ない人は意外に多いのです。最初が出れば後はスムーズで簡単です。
最初の一言の大切のことは 人を監督する場合も同じです。
苦労しても、どうしても適任者が採用できませんでした。
其の候補を専務が何処かから引っ張ってきました。
最近専務とは反りが合居ませんが、Aと云う此の男はよさそうです。
特殊なバーです。直営店は既に5店舗に成りました。
彼は之をフランチャイズ方式で店舗の拡大を図ったのです。
今はネットが自由に使えます。これで引っ掛かったところにうまく結びつける営業員が
必用だったのです。
バーなど捨てるほど有る大都会です。変ったバーと居っても魅力かした説明は難しいで
ですが、Aはやってのけそうです。
彼が買いかぶって居るのをAも意識して居たでしょう。
行動が自由になってきました。直行・直帰が増え始めたのです。
遠いところならば未だしも、つい目先でも直帰です。
此の頃、強く一発かませればよかったですが、専務の手前も有り、全て黙認です。
彼も絶えず注意の言葉を言いたかったのですが、どうしても言えなかったのです。
「昨日Aさんに3時頃来て、直ぐにお帰り頂いたのですが。」得意先の電話です。
そのAは昨晩遅くまで其の得意先と付き合っていたと言う報告でした。
こんな事がりました。男は昨晩遅くまで付き合ってk直帰されていただきました、と云う本本来でしたらこんな時に思い切った注意をしてお区べきでしたが、彼の口からは一言も出ませんでした。
他の部下達は之を何にも言わず見ていました。何時のまにか会社の雰囲気が非常に悪くなって居たのです。
尤も信頼しようとした人間が実は会社に対しての背徳者だったのです。
其れを社長の彼が尻押しをして居たと同じです。
最初思った時に一言言わなかった大きな罪です。
最初の一言を躊躇する人、どちらかと云えば、教養が高いといわれる人に多いみたいです。
野人と紳士で分ければ無条件に紳士に多いです。
考えすぎの人もいます。
男と女、圧倒的に男です。女は少ないと思います。
こんなとき、うまく言おうなんて難しく考えずに、さらっと何でも良いから一言言いましょう。思ったより腹が据わります。
話の切り出しに躊躇して失敗などと言う事は無くなります。
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石見・西脇、何となく懐かしい地名だ。高校野球の地名、70%は行った事の有る地名だ。
遊びじゃあない。ほとんどが日帰り。打ち合わせだけだ。だから街中の事などはどこも
記憶がない。名所古跡も傍らは通っても、その中にはノータッチだった。
でも惜しかったとは思うが悔いはない。
配達証明で出した時効の援用、もう何ヶ月にも成るが何にも返事がない。
しかし不満が有ったら直ぐにでも相手の反応がある筈。
これは相手も認めたと言い切って差支えがない。其れに対して今日反論が有った。
相手が認めた返事がない限り時効にするのは危険。
其処まで言うのはへ理屈と同じと思うが。
お祖父ちゃんの代から住んで居る家。山の中腹だ。
信金の300万の借金が返せなくて競売に成った。
開始決定から8ヶ月目、漸く価格が出た。
基準価格77万、最低価格は約62万だ。それにしても今でも6人住んで居る家だ。
少し安すぎないか。それでも買戻しも出来ない我が家は一体何だろうか.。
中小企業の社長は人事権は絶対でなければ成らない。
社長の言うことを他人に前で批判したり、又命令に従わないようなら即座に首だ。
どんなに能力が有っても切って捨てる。勝手な権限を振り回して居る部下。何で見逃して
居たのか。社員がもはや社長を振り向いてくれない。取り戻すには?
詐害行為の裁判、これだけは出廷して主張をしたい。兵庫に居るけれど東京の地裁。
費用も時間もない。運よく、無料弁護士が居た。弁護士は裁判所と交渉して電話裁判に切り換えた。
裁判官と原告・被告が電話で話すらしい。時間も費用も助かる。
やがてはテレビ電話に成るだろうが延ばしたい方法。
ただし、プロパーも有りますが、保証協会付きの方が多いです。
所が担保は保証協会には登記はされて居らず、銀行のみですね。
けれどもこれは、銀行と保証協会とで担保を分け合って居るのです。
必要が有れば、登記は何時でも直す事は出来ます。
其の配分は、必ずしも借入額の比では有りません。
分けあっているばかりか、その順位も決めているのです。
例えば最初500万まではプロパーが取り、其のあと1000万を保証協会、次の幾らを又
プロパーと云うような分け方にしたり、或いは最初から債権比率で分けるとか、その時
実務に困らない方法で決めています。
代位弁済後、確定登記と云って、此の担保を話し合いの通り、銀行から分けて、保証協会が正式に登記します。
之を知っておくという事は、其の担保を今後守るという意味で非常に大切です。
今まで無条件に競売になると諦めて居た不動産が、又使えるようになります。
事前に此の担保の分け方を知っておけば、最悪の場合の手が打ち易いですね。
此の配分は、銀行は嫌がって教えないところも多いですが、保証協会は殆どが教えて
呉れます。
貴方も一度保証協会から教わって置くべきですね。
ホテルが駄目だ何て言わなくて済むかも知れませんよ。
貴方のご商売、ホテルがまだ商売が続けることが可能か、或いは不可能で売却しなければ成らないかの結論は、此の担保状況で判断出来ます。」
彼の長い説明が終っても社長はすっきりした顔をしません。
「ホテルはもう直ぐ代位弁済に成ります。そうすると現在はホテルの抵当権者は銀行だけですが、
これが確定登記で、銀行とホテルとに分かれるわけですね。其れは当然のこと解かります。
それが何故、ホテルの存続と関係あるか解からないのです。」
「実例で説明しましょう。
此のホテルの不動産、今8000万と言われて居ます。
8000万で買い取れば抵当権者が何であれ問題は起こりません。貴方はホテル経営を続行できます。
買い戻すのに現金が必要で、けれど持って居ません。
ですから抵当権者が二人の様な場合は先ず買戻しは出来ず、諦めるしか有りませんが
抵当権者が一人で、その人が待ってくれれば売却の必用もなく貴方はホテル経営が実行
出来ます。
貴方の場合も、担保の最初の8000万を保証協会かプロパーの一方だけが担保設定者で
その人が売却を待ってさえ呉れればその間ホテルは続行できます。」
彼の説明は続けます。
担保権者がプロぱーの場合は難しい。此の場合は必ず処分します。そしてサービサーに
残債を譲渡しますが、たといサービサーに担保が移っても直ぐに売却されます。
担保権者がプロパーならば、不動産が有利になる事は有りません。
ただし保証協会は、債務者が今後も此の商売をやって頑張るから暫く不動産を売却しないで下さいと頼めば、殆どOKです。
ほかの人では駄目です。今までの商売の続行に限ります。
此のホテルは3000万がプロパー、1億3000万が保証協会付きです。
当初の担保が、保証協会8000万、次に3000万はプロパー、さら続いて保証協会になって居ます。
保証協会が競売はしませんと云った時、第2のプロパーも売却はできなくなります。
無剰余と言いますが、配当がない場合は、競売もできないのが普通です。
ですから、若し事前に之を知っていれば、不動産がなくなるなんて、いらいらしなくとも
肝心の不動産は有るとして債権出来るのです。」
一般にプロパーがない保証協会付だけの借入の時は不動産を宛てに出来ます。
永久ではないでしょうが相当有利に使えます。
この点だけは保証協会は有り難いと何時も思っています。
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リースが払えない。倍の42回にして貰った。其れも払えなくなった。
一寸は払えというリース会社の条件も払えない。
引き上げになるかも知れないが、その時は断固拒否の予定。
相手も勝手に入り込んで引き上げもできまい。
リース物件の引き上げと云う強制執行は有るだろうか。其の手順は?