松江駅から徒歩15分ほどの寺町・天神エリアは、老舗菓子店さんが連なるスイーツスポット。風流堂、三英堂、彩雲堂、桂月堂・・・和菓子好きな方なら、聞いたことがあるお店ばかりでしょう。
デパートでも買えるけれど・・・やっぱり、一度は店舗に行ってみたい!
こちらは明治23年創業の風流堂さん。日本三大銘菓と呼ばれている不昧公好みの「山川」を復活させたのもこちら。時間が早すぎて、本店はまだあいてなかったので、すぐ近くの寺町店へ。(こちらの方が新しく、お店も広いです。)
うれしいことに、寺町店、お店の奥に茶室があって、そちらでお菓子をいただくことができるんです♪
なんと、抹茶つき 予想外のおもてなし・・・これはサービスなのでしょうか?
いただいのは「こぼれ萩」(¥184?)。ういろう製のお餅で中は白あん。さわやかな黄緑色に、ピンクの新引粉が可憐です
松江銘菓「朝汐」。
「山川」や「若草」などの不昧公ゆかりの銘菓は、市内の各和菓子屋さんでそれぞれつくられていますが、「朝汐」も、風流堂以外のお店で販売される定番菓子。もともとは、大正時代に風流堂が考案したおまんじゅうのようですよ。
真っ白なじょうよ饅頭の中には、「しののめあん」とよばれる島根独特の皮むきあん。うす紫色のあっさりとしたきれいな色めのあんこです。「朝汐」には、あんにちょっとだけ小豆皮がはいっているのかな。
4コ入り、¥810。
せっかくきたので、初めてみるお菓子も。
「くろがねもち」(4袋、¥720)。
松江城内にあった天然記念樹「くろがねもち」にちなんだお菓子です。黒糖風味のおもちに玄米粉をまぶしたお菓子。くるみも入っていて香ばしい!
パッケージの「くろがねもち」は作家・宮尾登美子筆。NHK大河ドラマ「篤姫」に薩摩のくろがねもちの木が登場し、そのご縁だとか。
壊中しるこの「日本海」(¥162)。日露戦争記念菓の復刻版です。
本店はこちら。ブラタモリで、タモリさん、きてましたね 風流堂さん、もともとは船問屋だったようです。
おそらく、一昔前はこの辺りが松江のメインストリートだったんじゃないのかな。
せまいながらもアーケード街になっています。
風流堂本店のお隣は山陰合同銀行。歴史を感じる重厚さ。こちら別館とのことですが、昔はたぶん、こちらが本店だったのでは?
この裏手に、14階建て高さ75mの本店ビルがあるのですが(山陰地方で一番高いビルなんですって。)、10階に展望ロビーがあるのですよ!
宍道湖を一望 この日は朝から晴天で・・・すっごくきれいでしたよ 今みてもすばらしい眺め!
かなり新しめのビルで、眺望フロアにはこんなロビーも。
10時きっかりに入館したので、誰もいなかったのですが・・・こんなすてきなスポットを完全に一人占め ガイドブックにも載っていない穴場です。ぶらり、おさんぽしてよかった!
1階から眺望フロアまでの直通エレベーターがあって、開放時間は自由に出入りできます。(警備のおじさんはいますが、特に受付もなかった。) もしかしたら平日限定なのかも、と思いましたが、あるサイトには年中無休とありましたよ。時間は・・・10時スタートしか覚えてないです。。。
不確かな情報で恐縮ですが、すばらしい景色を堪能できる場所なので、お近くにいらしたら、ぜひお立ち寄りをおすすめします
風流堂 HP
寺町店★松江市寺町151 TEL 0852-21-3241