久しぶりにトーハクへ。お正月以来かな。
「桃山 天下人の100年」(2020.10.6~11.29)を観に行ってきました!
よかったよ!と聞いてはいたのですが・・・圧巻でした
主役級が勢ぞろい。桃山時代のオールスター総出演的な内容で、鑑賞は90分を目安にと言われてもこれは3時間コースです。。。
中でもポスターにもなっている狩野永徳の「唐獅子図屏風」の迫力はすごかった!写真では感じられない体験です。
展示期間があわず鑑賞できませんでしたが、上杉家本の「洛中洛外図屏風」、いつかみてみたい!
特別展だけでも、すごすぎてちょっとフラフラになってしまったのですが、もう1つのお目当てはコチラ。
びじゅチューンとのコラボ、「なりきり日本美術館リターンズ」(2020.10.27~12.6)!
(大階段、半沢直樹効果で記念撮影する方が多かったですが・・・すいてる時はこんな感じです!)
見返り美人がお出迎え
井上涼さんが独自の解釈で美術作品をアニメ化するEテレ番組なのですが、すっごくおもしろいです!この番組で初めて知る作品も多く。熱海のMOA美術館でも企画展開催してましたね。今年はいけませんでしたけど。
この2人は「風神雷神図屏風」。
屏風の前に人が立つと・・・
雷が! 右隻は風神の激しい風。
後ろに回ってみると・・・裏面には、酒井抱一の「夏草図屏風」。こちらも表面にあわせて風雨と雷が発生
「夏草図屏風」は、抱一が尾形光琳をリスペクトして光琳の「風神雷神図屏風」の裏面に描いたもの。今は別々になっていますが、ここで奇跡の復活
・・・ホンモノはこちら。今回の企画に合わせて本館で展示中
こちらは、光琳の「八橋蒔絵螺鈿硯箱」コーナー。
アニメもちょっとダークなトーンなんです
人の動きにあわせて鯉が近寄ってきたり・・・チームラボ風の演出。
ホンモノは蒔絵コーナーに。
アニメもホンモノも、同じ美術館でみることができる貴重な企画。さすがトーハク あ、長谷川等伯の「松林図屏風」のコーナーもあったのですが、なぜか、なりきり展では見逃してしまった。。。 でも、本物は桃山展にて拝見。見逃しに後で気がつき、ちょっと凹みましたが、「日曜美術館」のアートシーンで少しでていたので満足
今回は、企画展も本館も両方みたので、もうへとへと。おなかがすいたので、途中、「ゆりの木」で五目チャーハン(¥980+税)を。
ごはんがパラパラに仕上がっていて気に入ってます 今はメニューも限定で少なめになってるみたい。「ゆりの木」、オークラ経営のレストランです。
はぁー、トーハク、今回も堪能。上野に行ったら帰りにあそこに寄ろうかな、と思うけど、展示のボリュームがありすぎていつも帰る頃には疲れてしまい・・・。上野に1週間ぐらい住んで毎日通ってみたいです