日本橋三越の第74回全国銘菓展(2020.2.26~3.2)。今年は行くのはどうかな、と悩んだのですが、作業がおわらず会社に行かねばならなかったので、外出ついでに1時間だけ!と思って行ってきました。
今年のテーマは「誕生」。平成から令和へ、新時代の幕開けをイメージした春の和菓子がたくさんありましたよ。
こちらは両口屋是清さんの「はじまりの光」(¥400+税)と「桜もち」(¥320+税)。
扇のような模様とカラフルなこなし生地で、命の誕生をイメージ。金粉がキラキラして太陽の光のようです
桜もちは道明寺製。なんと!白とピンクの二色です
どっちも!ですね。かわいらしい 中はこしあん。
こっちの桜餅は、奈良の本家菊家さん(¥278+税)。
やや小ぶりの白の道明寺。甘さがひかえめで上品なお味でした 塩味もほのかに。おいしかった!
手前の桃は・・・岡山の廣榮堂さんの「桃から生まれたきびだんご」(¥350+税)。
かわいいでしょ ぱっかーんと割れた桃からきびだんご!きびだんごの下のあんこは桃あんです。ほっこりと、思わず笑顔。
清月堂さんのは、ちょっと異色?の和菓子。
「誕生~地球~」(¥350+税)。そう、地球です!
青と緑、白で、海、大地、雲をデザイン。金粉は星です。生地はねりきりで、外側を寒天でツヤツヤにコーティング。もう、これ、地球にしかみえないですよね。中はどんな風になっているかというと・・・
食べちゃったので(笑)、「あじわい」(NO.208)から拝借。青ねりきり、桜あん、センターがこしあんの3層。ここもまるで地球のような。こしあんがマグマ? みためのインパクトが強いですが、お味は正統派。おいしいあんこでした。桜あんが春の香りを感じさせてくれて。
手作りなので、1つ1つ、地球の表情も違います。選ぶのも楽しかったです!
右は「都の錦」(¥350+税)はピンク、黄色、緑のパステルカラー 花のような優しい色合いでかわいらしさ満開。中はこしあんです。
春色の和菓子が勢ぞろいした全国銘菓展。老舗どころの桜餅の食べ比べもできて、和菓子好きにはうれしい機会
さすがにイベントは縮小しての開催だったようです。
難しいタイミングだったのは残念ですが、今年もよい企画だったと思います