神戸おさんぽの最後は、神戸風月堂さん。
都内のデパートの催事で度々出店されているので、一度おじゃましたくて。
1897年(明治30年)創業の神戸風月堂さんは、和菓子、洋菓子が並ぶ昔ながらのお菓子やさん。特にオリジナルティある和菓子は、イベントでも目を引いていました!
「源氏の由可里」は、その名の通り源氏物語にちなんだ和菓子シリーズで、月替わりにお菓子がかわるそうです 3月は・・・春らしいすてきなお菓子!
左から「若紫の姫君」(若紫)、「扇」(花宴)、「枕上の女」(夕顔)。
若紫ーは、桜の型押しを施したじょうよ練り切り。薄紅と白の生地が衣の重ねのよう。明るい少女の様なイメージですね。中は黄味あん。
扇は抹茶風味の練り切り。花びらがひらりひらり。美しい中は白あん。
枕の上ーは、羊羹と錦玉の中に花びらをとじこめたもの。こちらも儚げ。
どれも物語のイメージにぴったりの和菓子ですね。神戸にいたら毎月通いたいなー。 1つ¥500+税。
せっかくなのでイートインも
桜餅(¥160+税)。関東風ですね!白はこしあん、ピンクは白あんです!
コーヒーは¥540。 サンドイッチ、キッシュなどの軽食ランチメニューもありましたよ。
そうそう、黒文字の袋。裏側をみたら電話番号が。5555・・・ゴーフル!
風月堂といえばゴーフルですものね。店頭の時計の振り子もゴーフルだし・・・
こちらの看板?も!
ミニ缶を買いました!いい色合い。
ミニ缶とは別に抹茶ゴーフルも買いまして・・・抹茶クリームがイン。
ゴーフル、久しぶりだなー。
あまり意識していなかったですが、デザインが繊細ですね。
こんな焼き菓子も。
ピアノのサブレ(¥230+税) ヴァイオリンのサブレも(¥120+税)!
こちらはコーヒー味です。ヘーゼルナッツの風味もあってまろやかなお味。サクサク!
本店のすぐそばの神戸風月堂ミュージアム。洋館風ですね!屋根には風見鶏が
代表銘菓ゴーフル誕生や、戦前戦後の歴史を紹介。ゴーフルの起源、東京説と関西説があるらしいですね。
百周年記念のときの焼型。いいな!
こんなミニチュアも。お菓子でできてますよ
戦後でしょうか?和菓子を並べていたケース。
ライシャワー駐日大使からのお礼状。扇型なんて、すてき! 父君が日本の宣教師だったことから日本で生まれ育ち、再婚された奥様は日本人でしたよね。
とても楽しかったけれど、ミュージアムは昨年3月閉館ということで。ギリ閉館前に伺うことができてよかった 入館の際、お菓子(レスポワール)もいただけてうれしかったです
(2019.3)
神戸風月堂 HP & 神戸風月堂さんのお菓子