「たまげる大きさ!たまげる美味!萩たまげなす〜山口・萩市〜」 2023年6月5日
重さ500g以上、その巨大さとおいしさはたまげる(びっくりする)ほど!わずか数軒の農家が守り育てる伝統野菜「萩たまげなす」、驚きのレシピをたっぷりご紹介します!
山口県で昭和初期から栽培されてきた巨大なす。食材ハンター松井絵里奈さんがその大きさとおいしさの秘密を探ります。絶対に水を切らすなと言われるなす栽培ですが、ここではあえて1か月の水断ち!独自の技術で500g以上の大きく美しい実を育てます。萩たまげなすの最大の特徴は加熱したときのとろり感と甘み。他のなすにはない味わいや食感を生かした絶品料理が地元に続々登場しています!驚きのたまげなす、とくとご賞味を!
「うまいッ!」の秘密
大きくてうまいッ!実に欠かせないのがアメとムチの水管理。苗が小さいうちに1か月ほど、水をやらない期間を作ることで、木の成長を抑え、実への養分を蓄えさせるんです。実ができた頃に水やりを再開!待ちわびた水を吸い込んだなすは、大きくてキュッと締まった実になります。
萩たまげなす栽培では、ひとつの実に養分を集中させるため、花や脇芽を摘み取って一株になる実をわずか10個にまで厳選します!そして収穫時にはさらに選別!萩たまげなすは“重さ500g、曲がり4cm以下”を満たした実だけが名乗れる、少数精鋭のエリートなすなんです。
「たまげなすを使った料理レシピ」について
「なすそうめん」
<材料>4~5人分
・萩たまげなす:1本
・かたくり粉:適量
・めんつゆ:適量
・ネギ(小口切り)お好みで:適量
<作り方>
1) 萩たまげなすを麺状の細長―い千切りにして、かたくり粉をうすくまぶす。
2) 1)を沸騰したお湯に入れて透き通るくらいまでゆで、氷水で冷やす。
3)器に盛り、めんつゆとねぎをかけてできあがり。
「萩たまげなすのグラタン」※萩たまげなすの大きさをそのまま使った贅沢でジューシーな一品。
<材料>
・萩たまげなす:1/2本(縦半分)
・たまねぎ(みじん切り):50g
・合いびき肉:180g
・トマト(湯むきしてさいの目切り):150g
・サラダ油:適量
・バター:5g
・塩、こしょう:適量
・もろみみそ:15g
・マヨネーズ:5g
・パルメザンチーズ:適量
・ねぎ(小口切り):適量
<作り方>
1)たまげなすを縦半分に切り、適量の油で両面蒸し焼きにする。
2)バターを溶かしたフライパンに、みじん切りのたまねぎと塩こしょうを入れ、透き通るまで炒める。
3)2)に合いひき肉、もろみみその順に加えてさらに炒め、冷めたらマヨネーズを加える。
4)1)に湯むきした角切りトマト、3)のタネ、パルメザンチーズを盛りつける。
5)230度のオーブンで焼き色がつくまで10分ほど焼き、ネギなどを盛りつけてできあがり。
「たまグルト」※たまげなすをヨーグルトに合わせデザートに!驚きのおいしさ。
<材料>2~3人分
・萩たまげなす:首元から8cmほどの部分
・かたくり粉:適量
・グラニュー糖:大さじ2
・水:大さじ2
・ヨーグルト(プレーンタイプ):適量
※お好みでグラニュー糖と水を2:1にしたり、ヨーグルトを加糖のものにしても。
<作り方>
1)グラニュー糖と水を鍋に入れ、温めながら溶かしてシロップをつくり、冷ましておく。
2)なすの首元8cmほどを輪切りにし、皮に近い緑色の部分だけをさいの目に切る。
3)なすにかたくり粉を薄くまぶし、沸騰したお湯でなすを離しながら1~2分ほどゆでる。
4)なすを冷水に入れて冷まし、水を切ってシロップに漬け、冷蔵庫で一晩置く。
5)器にヨーグルトを入れ、その上に4)を盛りつける。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/M74WKJPJ1M/ より
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