「ふわっふわ 上品な甘み うに 〜青森 佐井村〜」 2023年5月29日
海のごちそう「ウニ」の季節がやってきました!青森県佐井村では色が淡くあっさりとした上品な甘みが特徴のキタムラサキウニを「かご漁」という独特の方法でとっています。
下北半島の北端に近い佐井村では、海底に沈めた「かご」にウニをおびき寄せて取る「かご漁」が行われています。キタムラサキウニは海底を動き回り、海藻に”登る”ことができるほど活発。その生態を巧みに利用した漁です。近年ウニによる「磯焼け」の被害が各地で報告されています。佐井村では増えすぎたウニを捕獲して浅瀬の一角に放流。管理しながら育てることで、ウニの漁獲量をアップさせつつ藻場の再生を進めています。
「うまいッ!」の秘密
佐井村の海でとれるのは「キタムラサキウニ」。食欲旺盛でアクティブな習性をうまく利用した「カゴ漁」で海底のウニを一度にたくさん獲ります。カゴの大きさや網の細かさはウニ漁師のこだわりで自ら手作り。
海底から生き物の姿がいなくなり荒れ果ててしまう「磯焼け」。この問題に積極的に取り組む佐井村では、沖合いの増えすぎたウニを浅瀬の「管理区」へ放流することで、沖合の藻場の保全とウニの漁獲量アップの両立を目指す取り組みをしています。
「うにのみそ貝焼き」について
「うにのみそ貝焼き」※ホタテの貝殻を使った青森の郷土料理。うにの他、余った魚介を何でも入れて食べてもOK!
<材料>1人分
・ホタテの貝殻:1枚
・生うに:20g
・長ねぎ:1/4本
・みそ:大さじ1/2
・みりん:大さじ1〜2
・卵:1個
<作り方>
1)長ねぎを細かく刻む。
2) みそをみりんで溶いて一度火にかける。少しふつふつとすればOK。
3) 卵と1)、2)をよく混ぜ合わせてからうにを加える。
4) ホタテの貝殻に3)を流し入れて火を通す。周りが固まってきたら食べごろ。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/K1187L3G8W/ より
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