「030 油滴天目 抹茶椀」
利左エ門窯について
波佐見焼の誕生は、今から400年も前に遡ります。慶長3年(1598年)文禄・慶長の役に参加した大村藩主・大村嘉前が連れ帰った朝鮮の陶工 李祐慶が、波佐見町下稗木場窯や村木の畑の原・古皿屋などに階段状連房登窯を築き、やきものづくりを始めたと伝えられています。
利左エ門窯は、豊かな自然に囲まれた波佐見の地で江戸時代中期から藩窯業発展の要の役なすなどして、産地と共に歩んで現在にいたっています。
1968年に窯を初代の名から『利左エ門窯』と命名し1991年 波佐見焼発祥の地 稗木場に移転、当代で13代になります。
いにしえの伝統を受け継ぎながら、現代の多彩な食生活に合うモダンで温かみのある器を作陶しております。手仕事の技・人の温もりを感じながら時間を重ねることで、器の変化を楽しんでいただけたら幸いです。 利左エ門窯元 13代 武村 利左エ門
<生地作りから焼成まで>窯業界では珍しい一貫生産の窯元です。
食器から茶道具まで先祖から受け継いだ技法に甘んじることなく、現代の生活に合うモダンでスタイリッシュな器を作り続けています。
波佐見焼は、殆どの窯元が磁器を焼いていますが、利左エ門窯は、陶器を作る希少なメーカーです。 優れた技術を持つ職人たちとチームを組み手仕事にこだわって「用と美」を追求し日々精進しながら、お客様に喜んでいただける焼き物づくりに邁進しております。
利左エ門窯では、生地作りから焼成までの全ての工程をこなせる波佐見焼では、数少ない「職人集団」の窯元です。
食文化に大きく関わる食器、これから変わりゆく生活様式に合った物作りを考え料理が映え る新たな利左エ門スタイルの商品にご期待ください。
利左エ門窯 長崎県東彼杵郡波佐見町稗木場郷548-3
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