てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

祝年で迎えた節分

2008-02-03 19:59:51 | 暮らしと生活
 今日の節分は、旧暦の大晦日にあたる。古来より、新しい年を迎えるにあたり、厄除招福を祈願して追儺(ついな)の厄払いが行なわれてきた。それに民間の農業行事であった「豆まき」が加わって、今日のような節分会となったようだ。

 昨年の小欄「2007/2/3 ダブル節分(両手で福を!)」で書いたように、かみさんに遅れて今年は小生の“祝年”にあたる。11時からの氏神様・備前国総社宮の節分祭に続いて、12時からは祝年の祈願祭がある。
 昨年とは打って変って朝から冷たい小雨がぱらついており、近くの素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)に場所を移して行なわれたのだが、脇田山安養寺の節分会と重なるため、ひと足早く参詣し1年の無病息災を祈った。

 取って返し、昼食時には南南東に向かって、三男宅が差し入れてくれた恵方巻きを食した。といっても丸かぶりは苦手なので、いつものように一口サイズで美味しく頂いた。

 昼からは菩提寺である脇田山安養寺でも節分会が行なわれ、寺総代の務めと併せて自身の祝年の厄除招福祈願のために参拝した。
 本堂において「大般若経600巻の転読」加持に続いて、「日数般若心経」を読経唱和して祝年者の除災招福祈願をすませた。みなさん一心に読経することによって、自我の世界を超えた読経三昧の世界が開け、それがやがて仏の心の世界と通じあったことだろう。小生はひたすら邪悪な心を追い出し、“地球国の平和”をお祈りした。


人影もまばらな素盞嗚神社


大般若経の転読

除災招福祈願をする祝年の方々

大般若経の転読

お楽しみ抽選会

抽選会で見事射止めた2等賞(右)と3等賞

節分会が行なわれた昭和12年建立の本堂
(住職と同い年)
コメント (10)
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