てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ビワの強剪定

2011-07-03 17:20:00 | 農事

強剪定したビワ、それでもまだ3㍍高はある

 第4アパート・グリーンヒルズの竣工時、敷地の一角にビワの木を1本移植した。アパートを建てる前の畑に植えていたものだ。それから12年を経たが、殆ど剪定をしていないため4㍍を超えるまでに育った。そのままにしておくと、10㍍もの高い木になってしまうという。

 適宜の剪定、摘蕾と摘果をやっていないので今年も鈴生りとなったが、小粒で味も酸味が強い。これでは孫たちが見向きもしないはずだ。アパートの住人さんにも自由に採って食べて頂くようにお話ししているが、さほど好評ではないようだ。

 ビワの剪定には3月、収穫直後、9月のいずれかが良い(9月が最適)とされているので、今朝は一念発起して剪定に取り掛かった。高い所は梯子や高切り枝バサミを使って思い切って強剪定をした。小1時間もあれば処理できると思って取り掛かったのだが途中、にわか雨に遭いながら、たっぷり3時間半掛かった。

 先日来、このビワの木のことを気に掛けてくれていたK山さんが、「ビワ農家に確認したら、葉1枚に実1個(一葉一果)が良いそうですよ」とワンポイントアドバイスを下さった。K山さんは節電対策「木金休み土日に操業」の煽りを受け、これからご出勤である。どうもご苦労様ですと見送った。

 続いて、I川の奥さんがお嬢ちゃんを伴って現われ「先日この娘の友達と一緒に採らせて頂きました。とても美味しかったです。」と喜んでくださった。「いまこうして剪定しているので、来年はちゃんと摘果もやり更に美味しいビワを作りますのでお楽しみに。」と約束した。


※摘蕾と摘果 「ビワの育て方 庭植え|剪定と摘果でよい実をつける」より
1つの花房に100個も花がつく。すべての花を結実させると、実が小さくなり、また樹も弱ってしまうため、摘蕾を行う。

開花直前に、花の数の多い枝や勢いの弱い枝の花房を切り取り、花房の数を1/2~1/3程度まで減らす。

さらに開花後の12月頃、摘果を行う。1花房に5~6段ある果房を、2~3段を残して取り去る。

幼果が大きくなり始める4月上旬になったら、葉25枚に1果程度になるように、1果房あたり2~4果を残して摘果する。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする