にわかグリーンぶげんしゃ

　ご近所のM岡さんにマイホーム建て替え計画が持ち上がり、その間拙アパートに仮住まいされることになった。ついては鉢植えを全部処分したいと申し出があったので、一時お預かりするつもりで一部観葉植物（主に多肉植物）を狭い我が庭へ運び込み、一遍に“グリーンぶげんしゃ”になった気分。

　珍しい斑入りゴム、月下美人、カネノナルキ、カンノンチク、アロエ、ソテツなど、うちにはないものばかり。うちでも育てているものとしてはクンシランやシャコバサボテンがあるが、手入れがよく行き届いており、葉っぱの青さが全く違う見事なものばかり。

　これから建て壊しに入り、新築までには４カ月半あり、竣工時には夏が過ぎ秋を迎えている。果たして、こまめなM岡さんに恥じない管理がちゃんと出来るのか一抹の不安が残る。（お断り：facebookに同文掲載）

SNSで半世紀ぶりの再会

　もう45年以上も前のこと、アルバイト先の車を運転中、狭い路地で出合い頭に子どもを園に送迎中の奥さんの車と軽微な接触事故を起こした。先方はすぐ近くにお住いの方で、事故の報にご主人が駆けつけ、双方ケガもないことを確認し示談で済ますことになり、小生の免許証を見るなり「ありゃ、こりゃあ身内じゃが！」ということで、その場は不問に付された。後刻、アルバイトの雇用主が先方へお詫びに上がったら、奇遇にもその数年前から音信の途絶えていた、母親の従姉弟宅であると判明。

　それから半世紀を経て、２年ほど前にfacebook上でその名前（珍しい姓）を見付けたので、もしやそのお宅ではないかと推察、詳しい事情を付けてメッセージを送ると、果たせるかな「そうです」とレスを頂いた。ただ、あの時車に乗っていたのはお兄さんのようだが、これをきっかけにfb友に加えて頂き、未だに交流が続いている。写真は同家と音信が途絶える前（1964年＝昭和39年）に頂いた年賀状。（お断り：facebookに同文掲載）