自然界の森羅万象(特に植物が多い)について1枚の写真とともに“一日一題”書き綴り、LINEしてくださる盆栽クラブの大先輩がおられる。
本日のお題は「切り株」。
『朽ち果てたような切り株の新しい樹を見て思い出した。いつお迎えが来てもいいと言っていた爺さんが、いざ臨終の場で死にたくないと呻いたという話。死とはそんなものなのか 誰をも笑えない。ヒトIPSから生殖細胞ができる時代、やがて 望むなら自分と瓜二つの二世が。馬鹿な、SFの世界ではあるまいし』と結ばれる。
このお話を聞いて、小生は拙ブログ「2019-10-30サルノコシカケ健在」を思い出した。
同じ「切り株」でも拙文は「切り株に寄生するサルノコシカケ」の話に及ぶ。
サルノコシカケは「ガンに良い」とか「免疫力をアップする」とも言われているものの、エビデンスがないまま義弟に治験はできなかった。
が、どうせ亡くなるなら、最期の手段としてもよかったのかなと、未だに後悔の念が残る。
私は、ふと、朝日新聞朝刊に2018~2019年頃に連載された、重松清氏の「ひこばえ」(孫生え)を思い出しました。これを読み始めて初めて〝ひこばえ〟の言葉の意味を知りました。2019年に緊急入院、少しずつ生きる力がなくなって逝ってしまった父のこともあり、毎日読み続けました。
今でも、切り倒された大木の切り株の脇より、瑞々しい若い芽を見つけると「ひこばえだ!次世代に命が繋がった!頑張って!」とうれしくなります。
omorinさんのお義弟さんへのお気持ち、ほんとによくわかります。
大切な家族のために、最善を尽くしたはずなのに、亡くなられて歳月が流れても今なお、いろんな思いが湧き上がります。
重松清氏は岡山出身で、山陽新聞に「とんび」が連載されました。
その後、何度もリメイク版がTVや映画化され、岡山県内各地でロケが行われました。
拙ブログ内を「とんび」で検索頂ければ、何件もヒットします。ご笑覧頂ければ幸いです。
「ひこばえ」のことは盆栽クラブで初めて知りました。
盆栽の場合は、特別意図しない時以外は、若い芽のうちに切除します。
小生はマユミの株を増やすために、ひこばえ移植し、一つの作品に仕上げました。
重松清氏は、昔、娘が「くちぶえ番長」を読んでいて知りました。他、私は「きよしこ」を読んだ憶えがあります。
やはり貴ブログで知りましたが、「ALWAYS~三丁目の夕日」は続編共に二本とも岡山市がロケ地とのこと、昭和の東京の下町が舞台なので、驚き!でした。
大好きで両作品見ています。
ところで最近読んだ「春、戻る」(瀬尾まいこ)も岡山市が登場しました。
急に身近に感じられます。
長々失礼しました。