富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

伐採竹を利用した奥の谷の男子小屋完成

2017年12月31日 | 里山保全活動

2017.12.29 完成した男子小屋(トイレ)

2017.08.19 既に骨格は組立られ、ビニールシートで覆われていた。
柱・梁などの傾斜の微調整。

2017.08.30 外側三面を縦に貼付、伐採竹を長さ1.8mに裁断し四つ割、八割して節とトゲを取る。下には半割の竹に水抜き穴を開けて水平に設置、受皿にする。中央位にロープを引き受皿にいれて端から並べて行くが真っすぐのつもりが半ば過ぎると少し斜めになってしまう。これは、割った竹を一枚ずつ上下反対にすれば解決。(賢くなった)一面貼終わると、上中下と横珊で止めて、半割の竹で蓋をすれば一面が完了。一面に使用した竹は二年以上の古竹直径12㎝位、長さ1.8m、6本。(失敗例、新竹は日が経つとすき間できる。)

2017.09.24 内側の筋交い、珊等が水平・平行になるように修正。

2017.10.04 内側三面を横向きにすだれを編む方法で貼付,伐採竹を長さ1.5m、1.8mに裁断し四つ割して節とトゲを取る。一番上は太い竹を半割し固定する、麻ひもで三か所、上から編んでゆく、編む竹も重くなるので中央に穴を開けて針金を下の竹穴より上の竹穴に通して下に編んでゆく、針金の長さは2.5倍あれば便利、麻ひもは一番上の固定竹にひもの中央を巻き付けひもを交差させ、編む竹を交差したひもの下に合わせて常に表のひもを左側に置き、裏のひもの下を通し(交差)ハの字のわっかを作り編む竹に通ししかり締める、同じことを繰り返し編んでゆく、ひもの長さは5倍くらいが良いです。半分くらいいくとどうしても竹の重さで上の方に開きが生じた。下地の横珊の所にネジクギで固定する。又、正面の長さ1.5mと両側面の長さ1.8mと違い長いほど苦労した。

2017.10.23 台風21号の被害で一時中断、通路の崖崩れ

2017.11.10 正面入口の両方に柱を垂直に立て、両開き扉の設置。扉一枚もかなり重く、丁番がささえきれず伸びて平行にならなかった。ワイヤーでささえたが、ワイヤーが直ぐゆるくなった。12月28日に両開き扉のワイヤーの上部にコイルバネを取り付け解決。

 

2017.11.11 石川から丸石を拾い雨水を利用して手洗い場を造る。

2017.12.28   屋根は本瓦葺と同じ方法で、少し勾配をつけ、伐採竹の節を利用して1.8mに裁断。受竹は半割し端の節を残して残りの節を取り雨水が一方に流れるようにした。かぶせる竹は全て節を取り受竹と受竹の間から雨漏りがしないように、又、押えるために凸部分をネジクギで固定する。使用した竹は、受竹は長さ1.8m、10本・かぶせる竹は長さ1.6m、10本。幅2.2m

 


 

2017.12.29 雨トユ作り、節と節が2.2m少し余る竹で、竹の1/3を削り取り両端の節を残して間の節は削り取る、片方端の部分に穴を開けて雨水の取込口にして、少し細い丸竹の節を抜き手洗い場に取り込んだ。ささえ丸竹は地中に長い鉄棒を打ち込み補強した。

 

 

大変長いブログですが最後まで見て頂きありがとうございました。四ヶ月余りのDIYの作品でした。  2017.12.31 kusu


 

 


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