【2020年11月12日】
2020年11月12日 13:19 富田林市錦織 府営 錦織公園
色付き始めたもみじ
「河内の里」 実だけ残った柿の木
楓(カエデ)の仲間の黄葉
「やんちゃの里」
メタセコイアの黄葉(褐葉)
紅葉し始めたばかりの錦織公園。もみじはほとんど紅葉していませんでした。
【2020年11月27日】
2020年11月27日 14:29 日を改め再度訪れました。
「河内の里」
「桜木の里」から展望台159.8mを望む。
手前の木が褐葉しています。
下から見上げる。メタセコイアと思われます。
じゅんさい池のもみじ
ここは毎年もみじの紅葉がきれいです。
11月12日に訪れた時はまだ色変わりがしていませんでした。
「やんちゃの里」のメタセコイアもすっかり「褐葉」。この後落葉します。
かなり葉っぱが落ちてまばらになった楓の仲間。
田んぼの畦の彼岸花は元気でした。
秋の彼岸の頃に真っ赤な花だけが咲き、その後葉っぱが伸び始めます。そして濃い緑の細長い葉っぱが何本も伸び、現在この状態。
他の草が枯れたり元気がなくなるのに、コイツは元気。そして、この状態で冬を越し、ほかの植物が葉を茂りだす初夏に葉を枯らして、地上には見えなくなるという変わったヤツ。
おもしろいですね。しかも三倍体の植物なので、種ができません。球根だけで育つ花で、人が増えた彼岸花を「おごろ除け」として株分けしたので、有史以前に日本に中国から持ち込まれた最初の球根から増えていったようで、元は一つのため、ほとんど同時期に花が咲きますね。
彼岸花は猛毒のアルカロイドを含んでいますので、ミミズが寄らないといわれています。ということはミミズが大好物のモグラ(おごろ)が来ないということで、穴を開けられては困る田んぼ、ため池、井路まわりに人が植えて増えていったんですね。
冬の訪れを告げる山茶花(さざんか)
私は照葉樹のさざんかが南の国の植物というイメージが強くて、「southern-花(さざんか)」。
冬の枳殻(からたち、きこく)はこわい!
落葉する柑橘類のため、葉っぱを落としたカラタチは最強!
生垣としては絶対中に人を入れない5cmもある棘。
昔の河内の農家に、自家製のお茶を作るために植えられていたという「茶の木」。
葉っぱでお茶をつくり、さらに焙じて、粉にしたのが「粉茶」。
それを、「茶袋(ちゃんぶくろ)」に入れて、沸かしたお湯に入れ、米やご飯を入れて炊くのが河内・大和名物「茶粥」。
この前、NHKの連ドラ「おちょやん」でも食べていましたね。私も小さい頃はこれを食べていました。
お米で炊く「おかいさん」はぜいたく品。私らはきのうの残りの「冷やご飯」を入れた「入れおかい」をおいしく、塩からい「こうこ(たくあん)」でいただいておりました。
冬は白いかわいい花が咲きますが、これは宇治や静岡のお茶の産地では見られません。
何でかというと、お茶の産地では1年に数回も茶の葉を摘むため、花芽もあわせて摘み取られ、冬に花が咲けないわけです。
このあと丸い種が殻の3つくらい出き、たくさん集めて煮てから絞ると高級な椿油と同じ「茶油」がとれるそうですよ。やったことはないですけど...
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錦織公園の紅葉 2016 2016.11.27.(撮影日:11.26.)
錦織公園の紅葉 ( 富田林市 錦織 ) 2014.12.11.(撮影日:11.22.&26.)
撮影:2020年11月12日、27日
2020年12月2日(HN:アブラコウモリH )
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