富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

二上山の夕焼け-崇神陵より 

2020年01月23日 | 朝日・夕日

2020年1月21日 17:44 二上山の夕日  天理市柳本町

 

雲間から見ゆる二上山の夕焼け

河内からは裏二上山、大和からは本来の「二上山」です。

冬場は日が落ちるのが早いので、5時ごろに夕日が射していても、あっという間に真っ暗になりました。

 

16:59 崇神陵

陵の鳥居に西日が射して、荘厳な雰囲気を醸し出します。

 

墳丘長242mの長大な陵(4世紀前半の古墳時代前期の前方後円墳)に西日が射して、1日が終わります。

この古墳が造られて1700年近くの時が流れています。

 

17:23 後円部と周濠 

崇神陵(行燈山古墳)は大和(おおやまと)古墳群の代表的な大王陵で、初期ヤマト王権を支えた崇神天皇(大王)が眠っていると云われています。

崇神天皇は第10代天皇で、実在した可能性の高い最初の天皇と考えられています。

実は崇神天皇は富田林市とも大きく関わっているようです。

富田林市宮町にある式内社 美具久留御魂神社(喜志の宮さん)の社伝によれば、「崇神天皇の御代にこの地にしばしば大蛇が出没したので、天皇自ら視察して『これは大国主命の荒御魂によるものである』と言い、大国主命を祀らせた。」と云います。そして、天皇は皇太子の活目入彦命(後の垂仁天皇)を当社に遣わして祀り、「美具久留御魂(みぐくるみたま)」の名を贈り、四神を配祀したと云います。 

 

天理市柳本 式内社 伊射奈岐(いざなぎ)神社からの「鳥居越しの夕焼け」

〈美具久留御魂神社からの「鳥居越しの朝日」はここをクリックしてください〉

 

夕日のシルエットが美しい二上山

〈富田林市富田林町(とんだばやし寺内町)からの二上山の朝日はここをクリックしてください〉

 

崇神陵の近くの式内社 伊射奈岐神社は天理市柳本の大和天神山古墳横に鎮座しています。

大和天神山古墳は墳丘長113mの4世紀前半、古墳時代前期の前方後円墳で、なんと画文帯神獣鏡4面を始め23面の青銅鏡が出土したことで超有名。

 

私が見慣れている「二上山」はこの二上山ですね。

河内名所図会「二子山(二上山)」 享和元年(1801年)刊  秋里籬島・著、丹羽桃渓・画

〈画面をクリックすると拡大します〉

 

撮影:2020年1月21日

2020年1月23日(HN:アブラコウモリH )

 

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