〈リバイバル・アーカイブス〉2024.10.14~10.28
原本:2023年10月3日
2023年9月28日 13:51 富田林市彼方(おちかた) 日本三大不動 滝谷不動明王寺。
13:40 柴燈大護摩供が修験者の皆さんによって執り行われました。
護摩木が、炎の中に投じられます。天下泰平、国家安穏、五穀豊穣などを祈念し、法要が執り行われます。
この護摩木の束がなんと2つもありました。1つ目の束。
この日はお彼岸を過ぎたといえども、真夏のように暑い日で、日差しの強い中修験者の皆さん、汗だくになってのお勤めです。
読経と法螺(ほら)の響きのなか、天に届く紅蓮(ぐれん)の炎が燃えさかります。参拝の方は強い日差しと照り返す護摩供の炎のため、かなり離れて参拝されています。
柴燈大護摩供とは修験者が山中で採った柴に火を燈し、その火中に不動明王を招き、人々の平安を祈る、古く平安前期から執り行われている儀式です。
14:18 2つ目の護摩木の束。いったい何本あるのでしょうか?すでに1時間が経過しました。
14:56 およそ2時間、護摩木がほぼ燃えつきました。
14:58 参拝の方が護摩供が終わるの待って並ばれています。
参拝の方が炊き上げた護摩供でお参りされています。
瀧行場
瀧行場横にある瀧不動堂では縁日の毎月28日に修験者により護摩供が勤められます。ここは石像不動尊をお祀りするお堂です。
瀧行場に向かう途中にある水かけ不動さま(一願不動堂)。
縁日露店はお寺の下の駐車場でされています。
金剛バスは縁日の日に富田林駅からここまで臨時運転をしています。
富田林駅前までバスで20分の道のり、30分に1本の間隔での運行です。
「滝谷公園前」バス停。参道(府道202号)にあります。現在も1日1便、早朝に停まるようです。金剛バスがなくなるのはとても淋しいです。
同じく参道にあるお地蔵さま。縁日に合わせて提灯とお花で飾られていました。祠の中にはお地蔵さまと砂岩の丸石の「賽(さい)の神」がおられます。
これは別の地蔵祠。「寺内茶組」とは彼方地区の特定エリアの茶組仲間のこと。江戸時代から続く講仲間です。
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撮影日:2023年9月28日
2023年10月3日 (HN:アブラコウモリH )
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