2023年10月8日 12:20 羽曳野市古市一丁目1-8 白鳥神社
本宮の午前に古市地区六町の地車が宮入りしました。
参道の急な石畳の坂を上がり、にわかを奉納するのがここの地車の慣わし。
そしてお昼頃に順番に宮から出て行きます。今回は内3町会の宮出を見てください。
〈堂ノ内〉
12:20 だんじりが宮入りをする急な参道。
古市地区の地車は古く製作されたものが多く、多くは幕末頃に製作されています。
江戸期の町の繁栄とともに、各町の地車曳行がされたのでしょうね。
慎重にゆっくり地車が降りてきます。
堂ノ内の地車も幕末の製作のようです。(HP「地車名鑑」より)
緊張の一瞬。
すこし小雨もパラついているので滑りやすい。
後ろを綱で多くの曳き手が支えます。
神社から出て行きます。
〈西町〉
拝殿前で口上に続きにわか奉納。
拝殿前より退出。
古市地区は街中を東高野街道と竹内街道が交差し、江戸期に在郷町として栄えたところです。なんと各町ごとに地車を6台も所有しています。
緊張の一瞬。ここの地車は明治12年の製作。
急坂を慎重に降ります。
石畳がつるっとした花崗岩で滑りやすい。小雨で濡れています。
観客の注目が集まります。
急坂は20m足らずそれほど長くはありませんが、とても長く感じます。
後ろを綱でこらえます。
一安心。
縄鳥居の縄は出る時に引っかかるので外されているようです。
〈中町〉
最後は中町。
ここのにわか奉納は富田林のにわか奉納ような役者のお化粧はしないようですね。
狛犬さんも見ています。
さてさて盛り上がりながら坂を下ります。
ここの地車は幕末 慶応年間の製作のようです。
じわりじわりと降りていきます。
力の掛かる一瞬です。
こうみるとすごい迫力。
前綱を後ろに渡して、降りました。
無事降りました。さあ、次の曳行へ。
*勤務の都合で6町(南町、東町、北町、堂ノ内、西町、中町)のうち、堂ノ内、西町、中町の3町の宮出しか間に合いませんでした。
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写真撮影:2023年月10月8日
2023年10月14日( HN:アブラコウモリH)
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