アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ああ言えばこう言うで、何でも違憲…

2009年10月24日 | Weblog
 「ああ言えば上祐(じょうゆう)」…上祐史浩は、口喧嘩世界大会があったら上位入賞ですよ。

 「早寝・早起き・朝ご飯」これに反対する国民がいるとは、思いもよりませんでした。文部科学省も盛んに旗振りしましたが、「子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠が大切」分かりやすいし、反対の余地などないと思っていましたがね。ただ、この「早寝早起き朝ごはん」を、学校が推進しなければならないということについてはいかがなモノかと思います。子どもにこうした生活習慣を身に付けさせるのは、家庭が果たすべき役割だと考えますが。まあこれが、日本の実態ですかね。

 某教職員組合の関係者は・・・「価値における多様性の保障が大切。早寝・早起き・朝ご飯は、人の生活の仕方、生き方です。それらは、憲法の下でけっしてその価値の優劣を示してはいけないこと。そこへ踏み込もうとする違憲のスローガンである。少なくとも、夜更かしや朝食を食べないことが公共の福祉に反しないことは確かである」
 このようなお考えです。つまり、「朝ごはん食べろヨー」と言うのは、「違憲」だって!びっくりしたなあもう!上祐史浩でも、こういうことは言わんじゃろ。

 朝ごはんを食べずに登校し、全校集会で貧血を起こして倒れて大きなタンコブを作る子は、公共の福祉に反しない立派な子ということでしょうか。私は、公共の福祉に反してでも、子どもの心身の健康を考えなければならないと思うのですが。

 舌ピアスが原因と思われる、「脳膿瘍」で、22歳の男性が亡くなりました。国によっては、宗教的な意味やら、魔除けやらでピアスが必須の場合もある。しかしそれもせいぜい耳たぶへのピアス。今日本で流行しているボディピアスは、耳はもちろん、口、鼻、舌、ほっぺた、まぶた、へそ、局部にもピアスしてしまう。眼球以外はどこでもピアスってことでしょうか。ところが、日本では、ボディピアスの認識が未熟で、「ピアッシングや拡張に関するトラブルが絶えない」という。毎日しなければならない洗浄が、行われていないケースが目立つのだと。トラブルどころか、死者まで出たわけです。神経科医は、「特に舌ピアスに危険がある」と、警告しています。舌にピアスして、真珠玉のようなモノをつけているバカガキを見ました。舌に常時真珠玉が付いている。御飯が食べづらいべー!味噌汁のナメコと一緒に真珠玉も飲んでしまうんじゃないのかー?

 ピアスも、「公共の福祉に反しないからいいことだ」と、なるのでしょうねえ。価値の多様性(舌、へそ、局部…)も保障されているし。ここで思い出すのは、多くの国民を唖然とさせたあのセリフ…援助交際という名のもとで横行していた(現在は地下にもぐっています)少女売春。売春をしていた少女が、「自分の体を自分が売って何が悪い」と、言いましたね。この件はさすがの教職員組合も、「価値の多様性が保障されているし、公共の福祉でもある」とは言わないでしょう?
 「早く寝ろ」が違憲。舌ピアスは危険だよも違憲かなあ。少女売春は違憲でも、そのことを責めると違憲だと言われかねない。私の言動の全ても、「ああ言えばこう言う」の人にとっては違憲でしょうねえ。
 油断していると、「社会悪」が「正しいこと」にされてしまいます。口喧嘩で負けないよう訓練しておかなければ。