アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

温暖か!寒冷か!25%大丈夫か! 

2009年10月29日 | Weblog
 鳩サマは、所信表明演説でも、「温室効果ガス排出量を2020年に1990年比で25%削減する」と。演説が「長い!」その前に、選挙が終わってから臨時国会までが、「長い!」
 地球温暖化対策で、温室効果ガスの排出を25%削減?麻生さんのときは、15%削減(その費用は国家予算に匹敵するとの試算もありました)。世界全体量のわずか0.7%を削減するのに、62兆円かける。これですらおかしかったのに、鳩サマは、25%削減するという。正気ではない。「鳩サマとは不敬だろ」って?国連総会で、議長が「(日本の総理大臣)ユキオー ハトサマー」と言いました。鳩サマは、鳩が豆鉄砲をくらったような表情でした。それ以来私は、「鳩サマ」と、呼ばせていただいております。 

 地球温暖化対策で、温室効果ガスの排出を規制する…そんなことをして、結果的に、冤罪だったら、つまり地球温暖化の真犯人がCO2でなかったらどうするの?
 「地球温暖化は本当か?」「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」「科学者の9割は地球温暖化CO2犯人説はウソだと知っている」…つまり、温室効果ガス犯人説に異論を唱える本が売れている。温暖化への懐疑に関わり、裁判(係争中、東京地裁)まで行われている。

 私は赤祖父論が正しいと考えています。「人類が排出する温室効果ガス(表記の不統一が見られると指摘されそうですが、CO2でも二酸化炭素でも、温暖化ガスでも同じかと)の影響で、地球が温暖化?滑稽な話です。牛のゲップが大気を汚染しているという話と同じ。そんなわけないでしょう!
 赤祖父さんは、「小氷河期からの回復期にあるため温暖化している」と。小氷河期を終え現在温暖期に入っていることは、通説支持学者(CO2の増加が地球温暖化をもたらすという通説)も、懐疑論者も認めるところ。

 通説を決めたのは、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」。それを指示する学者がなかなかしぶとい。「温室効果ガスが増えれば気温が上がるのは基礎的な理論から明らか」と、懐疑論を相手にしない。懐疑論は、赤祖父論のほか、「CO2温暖化説は重要な仮説だが実証できたわけではない」「宇宙線や雲との関わりなど他の要因を排他することになってはならない」などの論もある。

 今は温暖期でこれから小氷河期へ向かうのであるが、すでに「地球の寒冷化が始まっている」という。その根拠は、ここ10年間の低温化傾向。
 米航空宇宙局(NASA)や欧州の研究機関が、「太陽の活動は100年に1度のレベルまで低下している」と発表している。つまり、太陽から発生する光エネルギーが低くなっており、ここ10年間の低温化傾向を生じさせている。そういえば、17~18世紀ごろ、ロンドンのテムズ川が毎日凍るなど欧州が寒冷化し、穀物不足などの被害が出たことがありました。

 北極の氷が崩壊する様子や、シロクマが氷の上に取り残されている映像を見せられているので、気温の低下はピンと来ない。もっとも、あの映像は、地球温暖化によるものではないという説が一般的。
 と、いうことは…「温暖化をどうしましょう」と言っている場合ではなく、寒冷化への対策が必要なことに…。

 オゾン層の穴がクローズアップされた時期がありました。その後忘れ去られた感じ。地球温暖化も、「CO2が悪い!」「CO2は無関係だ」「寒冷化だべ」と、議論しているうちに忘れ去られるんじゃないかな。

 で、寒冷化対策はどうするって?その時に応じて対処するしかないでしょう。自然相手ですから。これまでも人類は地球変動に対応して生きてきたのですから。
 CO2の削減?それはやってもいいです。人類が吸う空気はきれいな方がいいから。温暖化とCO2は関係ないと言っているだけで、CO2削減には、全く反対していませんので念のため。