アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ジンジン仁丹 ジンタカタッタッタ

2013年02月14日 | Weblog
 
 羽柴誠三秀吉さんが、ご飯に金箔を巻いて食べておりました。海苔を巻くように…。「金は食べられるんだぁ!」と、正直びっくりしました。金は消化しないでしょうから、回収して再利用できるのではないか…おっと、そうゆう話じゃないんです。羽柴誠三秀吉は、金持ちなのかって?青森県五所川原市(旧北津軽郡金木町)の羽柴企業グループ社主ですから、お金は持っておられるかと。なにしろ、本物のお城に住んでいます。それを見に行った私もどうかと思いますがね。しかも、二度も。

 金を食べても無害なことは分かりました。では、銀はどうか?食べてみました。…どってことなかったです。口へ入れたら溶けてしまいましたよ。ホント、ホント。種明かしとしましては、「仁丹」です。仁丹は、本物の銀を薄く伸ばして、生薬を包んだもの。仁丹を口に入れると、銀は溶けて生薬が出現します。アルミフォイルで包んだとおっしゃる方もおられますが、それはない。

 ケーキに銀色のツブが載っているのを見て、「あっ、仁丹だ」と思いましたよ。しかし、仁丹の味がしない?それもそのはず、砂糖とデンプンを混ぜて粒状にし、食用銀粉を付着させたものなのだそう。名前は、「仁丹もどき」ではなく、「アラザン」。

 小学生に「仁丹」と、言っても全く通じませんでした。今時の小学生は、「アラザン」なら知っていても、「仁丹」を知らない。

 仁丹を噛むと、正露丸(征露丸)の味がします。さては、正露丸を銀泊で包むと、大きな仁丹の出来上がりか?このような仮説を立てました。検証結果は…。
 仁丹は、16種類の生薬から成っておりますが、正露丸は、5種類…。重なる成分は、甘草と阿仙薬のみ。「仁丹=正露丸説」自信があったのですが、敗退でした。

 「金」と「銀」は、食用にしても体に悪影響がないことが分かりました。では、「銅」は、どうでしょう。「どうでしょうねえ…?」
 うーん!今日のギャグのオチ、決まったかも。えっ?どうかなって?

 なお、仁丹は、創業120周年。医薬部外品を作り続けて120年…。従業員250人で、売上高がおよそ85億円。長続きするはずです。ダークダックスが歌っていました。♪ジンジン仁丹 ジンタカタッタッタ…