アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

体罰問題 やられっぱなしの教員は教壇を去れっ!

2013年02月05日 | Weblog
 「体罰」が国をあげての大問題になっているのですが、中2男子16人を廊下に正座させて、全員にビンタ(平手打ち)をくらわした教員が出現した。ビンタ教員は、小田原市立中学校の50歳代の男性。
 小田原市教育委員会は、「体罰」があったと発表した。ビンタ教員は、生徒や保護者に謝罪した。そして、当分の間は教壇に立たないという。

 これは、本人はもとより教育委員会の大変な間違いです。なぜかって?状況を忠実に再現すると次のようになる。
 ビンタ教員:「授業に遅刻しちゃダメじゃないか。早く教室へ入れ!」
 複数の生徒:「うるせえ!」「バカ!」「ハゲ!」 
 多数の生徒:「わっはっは(バカにした笑い声)」
 ビンタ教員:「誰だ!今、言った奴は誰だ!」
 16人全員:「・・・・・・」(名乗り出ない)
 ビンタ教員:「卑怯じゃないか!(廊下に)正座しろ!」
 16人全員:(しぶしぶ正座)
 ビンタ教員:「言ったことの責任をもてよ」
 …そして、16人全員にビンタを食らわした…。

 これは、体罰ではありませんよ。表現するなら、「ケンカ」です。先に手を出したのは、16人の生徒です。教員に対して、「うるせえ!」「バカ!」「ハゲ!」…これは暴力です。
 「うるせえ!」…は、教員の人格を否定したものです。教員の言うことが「うるさい」なら、なぜ登校するのか?義務教育だからだぁ?登校しなくても、15歳になれば卒業できますから!
 「バカ!」…「バカと、言う人がばかなんですぅ」バカにバカといわれた教員はどこまでバカなんだ?おっと、そうゆう話じゃない。
 「ハゲ!」…身体的なことを悪し様に言う、これほど卑怯なことはありません。ハゲという言葉に、多少笑いが入るかも知れませんが、だからといって許されるものではない。言われた人は、相手に大きなダメージを与えない程度に、殴る蹴る等の報復をすべきです。それが出来ない奴は、「ハゲチャビン(禿茶瓶)」です。クソの役にも立たないハゲ。

 と、いうわけで、卑劣な暴行を受けたのは、ビンタ教員なのです。さらに、暴力をふるっておきながら名乗り出ない中学生達。
 この状況で、正座させて平手打ちを食らわせたのは正解です。ただ、注意しなければならないのは、頬の下方から45度の角度でビンタを張る。これが大切です。角度を間違えて耳に当たると鼓膜が破れてしまいます。そうなると、「傷害罪」になったりしますから。

 結論。この小田原の中学校の件は、「体罰」ではありません。「生徒に暴力を受けて、やり返した」…いわば、ケンカです。無抵抗の中学生にビンタを張ることはなかっただろうって?無抵抗?無抵抗の教員に「うるせえ!」「バカ!」「ハゲ!」はないでしょう。やられたらやり返す。やられっぱなしの教員は、教壇を去れっ!
 ビンタ教員の唯一の非は、「体罰がこれだけ報道されているのに申し訳ない」と反省しているというところです。反省するぐらいなら、「バカなハゲ」に甘んじて、静かに授業してればいいんだ。
 いつでも、「教員が体罰をし、生徒が被害者」と、思っていてはいけません。逆の場合も、どっちもどっちの場合もあるのです。