アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本の高性能、これ軽乗用車

2013年03月07日 | Weblog
私が初めて買った乗用車は、トヨタの「初代パブリカ800」でした。観音開きのクラウンがほしかったですが…手が出ませんでした。何しろ、パブリカは、たった1000ドルで買えましたから。9万円で買えたのかって?イエイエ、当時は1ドル360円でしたよ。あれからおよそ40年。この10年はクラウンに乗っていますが…観音開きではもちろんない。
 乗用車は、昔のデザインがいいですよー。「ALWAYS 三丁目の夕日」で見られる車の数々。「かっこいいなーっ!」と、思いますね。

 印象的な車の一つに、「スバル360」があります。恥も外聞も捨てたデザインがいいです。スバル360のライバルに、「日野ルノー」がありました。性能は…スバル360なら箱根へ行けるけど、日野ルノーは箱根まで行けない(箱根の坂を上れない)という評価がありました。
 そこで、私ども庶民は、「さすが、飛行機を造っていた富士重工業の乗用車!飛行機づくりの技術が生かされている!」と、感心したものです。当時の日本の「ものづくり技術」が凝縮されていたわけです。

 そこまでほめるなら、なぜ、スバル360を買わずに、パブリカを買ったんだって?運転免許を取った時にはスバル360の旬は過ぎていましたので。と、いうか、軽自動車より普通車の時代でしたから。

 で、TPP。米国は、「軽自動車に有利な税制への見直し」を求めています。日本の軽自動車へ切り込みをかける気らしい。これは、おもしろい!日本は、名車「スバル360」からの、高性能の伝統がある。高速道路で軽自動車雅普通車を抜いていくんだから。スピード違反だろうって?そうなんですけどね。

 楽しみなのは、米国がどんな軽乗用車を造って日本に売り込みをかけるのか?スバル360のそっくりさんを造ってくれたら、カッコイイので買うと思うヨー。