もう50年も前のことですが…川釣りへ行くと、川原に家畜の死骸がありました。死んだ家畜で、食用にするのが無理な場合、川へ流すのが一般的な処理方法でしたから。
釣りをしている傍らに、あばら骨がむき出しになった家畜の死骸がある…。その死骸も、大水が出たあとは消えている。
そういう時代でしたから、家畜だけでなく、家庭ゴミも、死んだ蛇も、ネズミも、七夕飾りも・・・みーんな川へ捨てる。ポリやプラスティックがない時代でしたから、それぞれ自然へ還っていったのですがね。
なつかしいなあ!と、思いましたよ。何がなつかしいか…
上海の中心部を流れる黄浦江(こうほこう)で、豚の死骸およそ10,000頭(上海市の発表)が見つかったという。50年前の日本の習慣を、今に残している。
それにしても、なぜ今?これまでは川へ流していなかったということなのか?理由のあらましは…
死んだ豚は出荷できない→こっそり、死んだ豚を市場に流す闇業者がいたので、川へ捨てずに済んでいた→闇業者が警察に捕まった→死骸処理場の処理能力をはるかに超える死んだ豚の数→困った農家は、豚を黄浦江へ捨てた。
黄浦江は、上海市の水源。と、いうことは、蛇口をひねると、「豚のスープ」を味わえる。上海市は、「調べたが水質に問題はない」と。そ、それが、一番怪しいって!
北京では、大気汚染。上海では、豚スープの水道水…空気と、水の両面から中国の大都市が攻撃を受けております。自業自得?まあ、そうおっしゃらずに。
それにしても、違法で販売されていた死んだ豚の肉を食べて、「うまいうまい!」と、舌鼓を打っていた国民の皆さん…「怒り」って、ないもんなのかねえ?
釣りをしている傍らに、あばら骨がむき出しになった家畜の死骸がある…。その死骸も、大水が出たあとは消えている。
そういう時代でしたから、家畜だけでなく、家庭ゴミも、死んだ蛇も、ネズミも、七夕飾りも・・・みーんな川へ捨てる。ポリやプラスティックがない時代でしたから、それぞれ自然へ還っていったのですがね。
なつかしいなあ!と、思いましたよ。何がなつかしいか…
上海の中心部を流れる黄浦江(こうほこう)で、豚の死骸およそ10,000頭(上海市の発表)が見つかったという。50年前の日本の習慣を、今に残している。
それにしても、なぜ今?これまでは川へ流していなかったということなのか?理由のあらましは…
死んだ豚は出荷できない→こっそり、死んだ豚を市場に流す闇業者がいたので、川へ捨てずに済んでいた→闇業者が警察に捕まった→死骸処理場の処理能力をはるかに超える死んだ豚の数→困った農家は、豚を黄浦江へ捨てた。
黄浦江は、上海市の水源。と、いうことは、蛇口をひねると、「豚のスープ」を味わえる。上海市は、「調べたが水質に問題はない」と。そ、それが、一番怪しいって!
北京では、大気汚染。上海では、豚スープの水道水…空気と、水の両面から中国の大都市が攻撃を受けております。自業自得?まあ、そうおっしゃらずに。
それにしても、違法で販売されていた死んだ豚の肉を食べて、「うまいうまい!」と、舌鼓を打っていた国民の皆さん…「怒り」って、ないもんなのかねえ?