アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

煙を吸っての他界は…老後の新たな心配

2013年03月02日 | Weblog
 我が町では、火災報知器の設置が義務づけられておりまして…消防の方が、再三「設置してください」と、訪問してくださる。丁寧なもの言いなので、不快感はない。設置期限が過ぎているのにまだ設置しない私が悪いわけで…。
 だけど、消防の方は大変ですよ。何度訪問してもけんもほろろのお宅が多いと思います。私のように、ドアを開けて応対し、「早急に設置します」と、にこやかに決意を述べるお宅は少ないでしょう。たぶん。

 そして、何度目かの訪問で、
「もう、来ませんから」と、言われてしまいました。
「コイツには、何を言っても通じない」と、思われたらしい。
 そうなると、こちらも焦ってしまいまして、買ってきて設置しました。安売りの時をねらって買ったのかって?いえいえ、世紀の価格で、上級品を買いましたよ。しかも2個も。
 「寝室に設置してください」と。この指導は、おかしいと思います。寝室で火災が発生するか?「寝たばこ?」今の御時世、寝たばこをする人などいるはずがない。
 煙を吸って犠牲者となる…寝たばこの人は、火災発生前に、煙を吸っているわけで…手回しが良い。
 では、どこに設置するのが望ましいと思っているんだって?
 そ、それは…。結局、どこに設置しても効果がない。だったら、気休めに、「寝室」に…まあ、どこでもいいってことですかね。

 それにしても、長崎市のグループホームの火災…
 1 スプリンクラーがなかった
 2 防火扉が飾り物(役に立たない)だった
 この御時世に、なんなんだろう?えっ?火災報知器を今頃設置したくせに、偉そうなことを言うなって?
 アノネ!認知症の人は2025年までに約1.5倍になるんです。グループホームの数も1.5倍にしなければ収容しきれない。つまり、急ごしらえとなる。
 スプリンクラー?「カット!」。
 防火扉?「防火扉の写真の壁紙を貼っとけ!」
…こんなことになるんじゃないの?行政指導?甘いから、長崎のようなことは起こるわけです。
 そして、私もあなたも堂々たる入居者となる(堂々たるかどうかは不明ですがね)。こりゃあ、老後が心配だ…。