100人ほどの集まりで講演してきました。…このところ、急に売れっ子。と、いっても、今年度は7回ですけどね。
で、よく言われるのが、「あがったりしないんですか(緊張しないのか)」。そうなんです。昔から、「緊張」という心理的状況を経験したことがぁ…ないなあ。
現職の頃は、緊張していたのでは、商売になりませんでしたから、緊張しませんでした。
現役を退いたあと、「授業」「講演」「講話」という形で、人前で話をする機会がありまして…同年代の人にとっては、「なぜ緊張せずにおもしろい話しができるんだ」と、不本意らしく、「コツ」を問われることもある。
コツなどなーんもないのです。本当は、持って生まれた性格です。ただ、たてまえ的に、コツのようなことは話します。なにしろ…、(毎度書いていますが)「心理学の大家」ですから。「アパート経営(おおや)でもなく、大きな過ち(大過:たいか)でもない、大家(たいか)」
どんなコツを話すか…
「緊張しないようにと思っていると、よけいに緊張するよ。自分は、緊張して、緊張して、コチコチだ。もう、どうなってもいいや。と、思えば緊張しないよ」
なぜこのように言うか?「ダメで元々」の心理状態にするということです。「あわよくば、いい結果を」などと考えたら、緊張でコチコチ。普段しないような行動までしてしまいます。
その昔、NHKのラジオ番組に、「三つの歌」というのがありました。その番組に出たことがありました。そんなの知らないって?あんな有名な番組を知らない人は…日本には、1億人ぐらいしかいないはず。司会は、宮田輝さんですよ!ピアノ伴奏は、天池真佐雄さん。この二人を知らずして、NHKを語るなかれ。うーん、今や、無理かなぁーっ。
出演当日の朝、両親が私に言いました。
「お客さんを、イモと南瓜だと思って歌え」
「緊張するな、あがるな」と言わずに、「イモ、南瓜だと思え」…これ、素晴らしいですよ。両親は、心理学とは無縁でしたがね。
私は、観客が、イモや南瓜には見えなかったのですが…あがることもなく見事歌い終えました。
このアドヴァイスは、「心を和ませる」ことに成功しましたねえ。イモ、南瓜という音の響きが、「ホッ」とします。
講演する人が、「聴衆の皆さんを、イモ、南瓜と思う」のは、失礼なはなし。よって、「あがって、あがって、何を話しているのかさえ分からない。大失敗だ!もう破れかぶれだ」と、思うとあがりません。適切なアドヴァイス!
えっ!「普通にしていても、あがることなどない」って?そうゆー人の方が多いかもね。私は、「あがり症対策について問われたとき、どう答えているか」を、書いただけです。
「あがること、緊張すること」なく、その場を済ませたい場合、「ポジティブ思考」はかえってマイナスということで…。
で、よく言われるのが、「あがったりしないんですか(緊張しないのか)」。そうなんです。昔から、「緊張」という心理的状況を経験したことがぁ…ないなあ。
現職の頃は、緊張していたのでは、商売になりませんでしたから、緊張しませんでした。
現役を退いたあと、「授業」「講演」「講話」という形で、人前で話をする機会がありまして…同年代の人にとっては、「なぜ緊張せずにおもしろい話しができるんだ」と、不本意らしく、「コツ」を問われることもある。
コツなどなーんもないのです。本当は、持って生まれた性格です。ただ、たてまえ的に、コツのようなことは話します。なにしろ…、(毎度書いていますが)「心理学の大家」ですから。「アパート経営(おおや)でもなく、大きな過ち(大過:たいか)でもない、大家(たいか)」
どんなコツを話すか…
「緊張しないようにと思っていると、よけいに緊張するよ。自分は、緊張して、緊張して、コチコチだ。もう、どうなってもいいや。と、思えば緊張しないよ」
なぜこのように言うか?「ダメで元々」の心理状態にするということです。「あわよくば、いい結果を」などと考えたら、緊張でコチコチ。普段しないような行動までしてしまいます。
その昔、NHKのラジオ番組に、「三つの歌」というのがありました。その番組に出たことがありました。そんなの知らないって?あんな有名な番組を知らない人は…日本には、1億人ぐらいしかいないはず。司会は、宮田輝さんですよ!ピアノ伴奏は、天池真佐雄さん。この二人を知らずして、NHKを語るなかれ。うーん、今や、無理かなぁーっ。
出演当日の朝、両親が私に言いました。
「お客さんを、イモと南瓜だと思って歌え」
「緊張するな、あがるな」と言わずに、「イモ、南瓜だと思え」…これ、素晴らしいですよ。両親は、心理学とは無縁でしたがね。
私は、観客が、イモや南瓜には見えなかったのですが…あがることもなく見事歌い終えました。
このアドヴァイスは、「心を和ませる」ことに成功しましたねえ。イモ、南瓜という音の響きが、「ホッ」とします。
講演する人が、「聴衆の皆さんを、イモ、南瓜と思う」のは、失礼なはなし。よって、「あがって、あがって、何を話しているのかさえ分からない。大失敗だ!もう破れかぶれだ」と、思うとあがりません。適切なアドヴァイス!
えっ!「普通にしていても、あがることなどない」って?そうゆー人の方が多いかもね。私は、「あがり症対策について問われたとき、どう答えているか」を、書いただけです。
「あがること、緊張すること」なく、その場を済ませたい場合、「ポジティブ思考」はかえってマイナスということで…。