アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

給料を満額もらいながら、たっぷり休む方法…

2013年03月19日 | Weblog
 ポール・マーシャルシーさん御夫妻(2人とも、イギリス、ウェールズの慈善団体職員…だった)が、今年の1月に、オーストラリアを旅行した。ブリスベーン近くのビーチで、体長約1.8メートルのサメに出くわした、そばで泳いでいた子供たちを守るためにサメを退治した…。
 この様子を、偶然、地元テレビ局のカメラマンがその様子を撮影していた。サメと闘うマーシャルシーさんの映像は世界中を駆け巡った・・・!
 「サメの尾をつかみ、噛まれそうになったらとっさに逃げる!」…62歳のポール・マーシャルシーさん…精神的にも、フィジカル的にも常人を悠に超えておられる。私など、65歳(3月17日になったばかりです)ではありますが、鮭さえも退治できない。尾はつかめないし、噛まれる…。

 で、この話のオチは、マーシャルシーさん御夫妻が慈善団体をクビになったということ。なぜ、サメ退治の英雄がクビになったかって?2人とも、精神的ストレスを理由に昨年4月から病欠をとっていたという…。病欠をとって旅行…朝青龍をマネたか?そして、9か月後に、元気でサメと戦う姿を世界中に見せたわけで・・・。こんないい加減な夫妻がクビになるのは、小気味いい。当然の報い。

 実は、日本でこのような例を知っているもので…。今日はこのテーマを取り上げました。
 教員でマーシャルシーみたいな奴がいたのです。病欠で欠勤…給料が減額される期間前に出勤。少し出勤したら、また病欠で長期欠勤。またまた、給料が減額される期限直前に職場復帰。これを繰り返したのです。・・・これ、本当の話ですよ!
 病欠期間中は、夫婦で海外旅行です。マーシャルシー夫妻となんと似ていることか!その教員、退職時には、ハードカバーで自伝を出版。そんな本だーれも買わないので、彼は無料配布という手段に出た。
 その本が、な、な、なんと、私にまで配られた!「おまえの本など、汚らわしい。受け取らないから、とっとと、持って帰れぇーっ!」とも言えず…
 「あ、ありがとう…ございます」と、受け取ってしまった。受け取ってしまった瞬間、文字通りの給料泥棒に加担したような、いやーな気分になりました。
 その本を読んだのかって?…「寝てるか、食ってるか、読んでるか」の私でも、この本だけは読みませんでした。

 夫婦で同時に、「精神的疾患」にかかり長期欠勤。にもかかわらず給料は満額受領する…。こんな人達…今も日本に、たーくさんいるんだろうなあ…。