徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

コーチは難しい

2006-11-01 06:11:49 | テニス

竜爪中でソフトテニスの練習のお手伝いをするようになって5年?
チビがサッカーを始めて4年。
自分のスポーツ体験はそれこそ40年くらい。
今まで深く考えたこともなかったけれど、
やっぱり人を教えることは難しい。
例えば試合を見に行った時にコーチや監督を見ていると、
もちろん人それぞれ、色々なタイプがいる。


選手がミスをした時にやたら怒鳴って発奮させるタイプ。
このタイプは以外と多い。
でも選手に本当に実力があって、
それが発揮できていない状況で、
しかもその選手が例えば負けず嫌いだったりすれば、
この方法は非常に効果的で、
見違えるように動きがよくなったりはする。
でもそうでない場合には、逆に萎縮してしまうことも多い。
その選手の状況に応じた方法で指導することが必要だけれども、
それはとてつもなく難しい。


テニスの場合、前衛が動きが悪いと思っても、
できない選手に何故やらない!とか、
よく考えろ!とかいっても、すでに選手自体が失敗したと思っている場合、
結構、頭が真っ白になっていることも多く、
そんな時に怒っても出来るわけがない。
相手の動きを読んだり、ボレーの上手さなんかは、
結構センスの問題で、出来る子は教えなくても出来るし、
出来ない子はなかなか習得出来ない。
それがコーチの腕の見せ所といわれればその通りなのだけれど、
他校の上手い選手を見ていると、
思わずうらやましくなってしまう。
私はなるべくわかりやすい指示と、
言いたいことがたくさんあっても
ポイントを絞って話すようにしているけれど、
それが正しいのかどうか?


ソフトテニスコーチのためのHPでは、
苦しい場面での指示は結局は抽象的なことでは
選手には伝わっていないと書かれていた。
例えば「集中しろ」「がんばれ」「自分でよく考えろ」
こういうアドバイスはむしろ子どもを混乱させると。
やっぱり、コーチは難しいけれど、
それだからこそ選手がいい結果を出した時の喜びも大きく、
そのためにコーチをやっているのかもしれない。

コメント (1)
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