徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

義ということ

2012-04-02 05:38:04 | 本・映画・音楽
だいぶ前に、我が家の菩提寺、宝泰寺の住職が寄稿した静岡ビジネスレポートを読んだ。
お題は「義ということ」という内容であった。
印象に残った事がある。

今日のこの国の心の荒廃は世教が軽んじられているからだ

というもの。
世教と言う言葉は造語?
広辞苑にも乗っていないらしいが、要するに世の教え。
当たり前のこと。
例えば人との約束は守る。
人に迷惑の掛かるようなことはするな。
ただ酒は飲むな。
人の前を通る時は遠慮するか軽く会釈せよいわゆる常識と言うやつである。

これを親が子供に教えていないという事。
実に耳が痛い。

そしてもう一つ。
リーダーの教養の無さ。
ここでいうリーダーとは政治の事であるが。

そして、リーダーと言うものは、
国民や国家の安全や幸福を考慮する「義」があるということ。
物事を判断するうえで「義」という人として根本的な物差しをキチンと肝に銘じているかどうか。
それが大切。

要するに子いうものが今欠如しているという事を言いたいのだと思う。
それはもちろん政治だけではない。
色々な局面で感じることも多い。
自分のことしか考えていないことがいかに多いか。
反省!
もちろん自分自身のことである。
コメント
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