映画 ＧＯＡＬ！

チビがＤＶＤで「ＧＯＡＬ」を借りてきたので、
朝二人で見ていた。
この映画のストーリーは貧しい家庭に生まれた主人公が、
ふとした偶然で見出され、失敗しながらチャンスをつかみ
成功していくサクセスストーリー。
筋書きはそれこそ直球勝負。
普通に考えてこんなストーリーになるかなって言うありきたりのドラマそのまま。
予想通りの展開なんだけれど、それでも感動してしまう自分が少し悲しい。
それでも変化球主体となった最近のドラマの中では、
かえって新鮮かもしれない。
サッカーシーンもものすごくリアルなわけでもなく、
上手いことは上手いけれど、
取り立てて素晴らしいテクニックがあるわけでもなく、
どこがいいのといわれると上手く説明できないけれど、
やっぱりみていて感情移入するのは、
誰もが自分の中にヒーローになる瞬間を期待しているって事かな。
規模やシチュエーションや大事さは違うだろうけれど、
例えば運動会のリレーで前を抜いてトップになったり、
野球の試合で逆転さよならヒットを打ったり、
バスケットでロングシュートが入ったり、
テニスの団体戦で上位シード選手を破ったり、
何でもいいんだけれど、感動の瞬間に自分がいれば、
それがまさにヒーローになる瞬間だと思う。
そういうスポーツの感動を味わうためにコーチもやっているし、
チビの応援もしているのかな？